8月 28

軽米町寿大学 2013/8/26

軽米町は年に二回、ふれあいセンターの仕事で訪れていますが、今回は教育委員会主催の高齢者向け講座「寿大学」の仕事です。軽米町の中心街はあまり来たことが無かったのですが、会場の公民館に隣接する図書館が何と素晴らしいことか!
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私の好み、どストライクです。
約束の時間前に到着して、しばらくうっとりと眺めていたら背後に高齢の女性がいらして、建物について色々と質問しました。大昔は役場だったみたいですね。
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会場には60名近い参加者がいました。
みなさん、とにかく元気!たくさん笑ってくれました。
内容は
「呼吸器に良い歌唱法」
「表情筋と唾液腺を刺激して誤嚥を防ごう」
「手遊びをしながら脳トレ」
「あてふりで簡単体操」
などでした。
帰り際、皆さんに声をかけていただいて嬉しかったです。

7月 26

子育てサポーター養成講座

岩手県教育委員会主催の子育てサポーター養成講座の仕事をしてきました。場所は花巻市にある生涯教育センターです。昨日は大雨の降る悪天候で、高校野球岩手県大会決勝戦も中止となってしまいましたが、とても熱心な受講生の皆さんと楽しく、そして熱い3時間を過ごすことができました。
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今年度はオノマトペ(擬音語、擬声語、擬態語などを指す)についての説明から入りました。子供に特有のオノマトペって何がありますか?という質問に、会場から次々と
「しーしー」
「ぽんぽん」
「まんま」
などが挙げられ、次に持参した楽器を鳴らして
「子供だったらこの楽器の音をどう言葉で表現するでしょう」
と質問、これにも
「ダンダン」
「ポンポコポン」
「チョビチョビ」
「ア”ー」
など面白い表現が多く出ました。
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「パンのつく言葉、ドンのつく言葉、タンのつく言葉を考えてそれらを組み合わせ、ボディパーカッションで合奏してみましょう」
と小グループにわかれて演奏してみたところ、なんとも面白い、奇天烈なグルーブが生まれて素晴らしかったです。ちょっと悪乗りして、七五調の地口などでラップも入れてもらいました。
(地口とは、フーテンの寅さんが良く言う「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」のような調子の良い言葉遊びです)
子供によって、しゃべっていて気持ちのよい言葉とは?リズムとは?を考えて、実際に演奏をさせる際には一瞬で理解可能な形で提示すること、そして簡単な課題をこなすことで、達成感を得られるように工夫して活動を組み立てることなどを説明しました。
最後は子育てサポーター養成講座名物?イントロ当てクイズでシメました。今年はさらに皆さんハッスル!すごい!!長時間の受講、大変お疲れ様でした。現場に帰って今回のお話がお役に立てたら、とても嬉しいです。

7月 04

浄法寺町「馬場・下林地区コミュニティセンター」 2013/7/3

二戸市保健センターからの仕事です。
午後からの現場でしたが、道中とても車内が暑くてびっくりでした。
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七夕が近いので、ここでも短冊が吊るされてました。
「皆さんといつまでも仲良く」
とか、ほぼのぼのした内容の短冊ばかりでしたよ。
参加されていたお一人の女性が、活動当初に
「椅子、辛い」
と言って床に直座りなさってましたが、歌がすすむと
「やっぱり、椅子」
と戻ってらっしゃいました。
声をだす時、どうしても横隔膜を使うので、椅子の方が出しやすいということもあるのでしょうが、この方の場合は目線が下過ぎてご本人が辛かったのじゃないかしら?と推察してます。目線の高さは本当に大事です。メインセラピストが立っていて、参加者が床に座っているとなかなか活動がうまくいかず、私はすぐに自分も低い目線に切り替えます。
それにしても、二戸の仕事はいつも参加者の皆さんからあたたかいお言葉をいただいて終了することが多いです。嬉しい!またお邪魔したいです。

6月 24

雫石町にて

保健センターで開催された交流会におじゃまして来ました。
皆さん、それぞれ違う団体に所属して、今日初めて出会う人どうしだったと聞きましたので、お互いを良く知るための交流を目的とした音楽療法の手法を用いました。
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※今からご紹介する手法は私個人がこれまでの経験上「やりやすく、効果的である」と感じたものです。皆さんがそのままお使いになっても同様の効果があるとは言い切れませんので、あらかじめご了承下さい。
(1)音楽療法についての簡単な説明を口頭で行う(活動全体の見通しを提示)
(2)流行歌を数曲、全員で歌う(なるべく多くの人が知っているなじみの曲)
(3)変な楽器(動物の形をしたもの)を鳴らしながら歌う(笑いによるリラックス)
(4)グー・チョキ・パー体操しながら九九などのクイズ(緊張と弛緩の繰り返し)
(5)大グループをいくつかの小グループに分割する為のゲームを実施
→一切喋らずに同じ季節の誕生日同士あつまるゲーム
(6)グループ対抗のイントロ当てクイズ(集団の凝集性を高める段階)
(7)勝敗を讃え合い、グループ内の仲間と握手して解散
(8)全体で歌唱、活動を終える
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全員が同じように楽しめる活動は目指しません。それぞれが自分らしく、負担無くその場にいられるよう最低限の用意はしますが、どうしても‥という方の退室は自由です。
幸い、今回も退室する方はいらっしゃいませんでした。
ポイントは?と聞かれれば
・集団にいて他者からの視線が向けられて大丈夫な人とそうじゃない人の判断をとっさに行うこと
・逃げ場を用意して事前に提示すること
・指導者として声は自分が一番大きく出し、一番楽しく振る舞うこと
・「頑張らなくて良い」時間を多めにとる(歌や活動の合間を多く)
・頑張った人と同じグループにいることで何となく達成感もあるように構成
‥という感じでしょうか。うまく説明できなくてすいません。
大体の元ネタは松井紀和先生の「集団力動」講義からです。
興味関心のある方はどうぞ調べてみてください。

5月 29

岩手県精神保健ボランティア連絡会

本日、岩手県精神保健福祉センターにて開催された、岩手県精神保健ボランティア連絡会総会にお招きいただき、音楽療法の講演をしてきました。
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例年、お声かけいただいてありがたいです。
今日も多くの方が聞いてくださり、持ち時間の80分いっぱい音楽療法のお話をさせていただきました。
精神科の病気をお持ちの方は、その多くが言葉による気持ちの表現や他者との交流が苦手です。音楽療法の場面では、自己表現を助けるひとつの手段として、音楽を用いることがあります。
前年も、その前の年も、このボランティア連絡会の席上では様々な音楽療法の手法を使って、実際皆さんに体験していただきながら、音楽による気持ちの表現や他者との交流を考える場としてきました。
今日は、参加された方に昭和30年~50年代に流行した歌謡曲や抒情歌を選択していただき、その楽曲にまつわる個人の思い出や、エピソードを全員の前で話してもらうワークを行いました。
実はこれ、週末に増野肇先生がやっていた「歌の宅急便」から着想を得たワークです。っていうか!歌の宅急便も、そもそも私が前から行なっている「紙に自分の思い出の曲を書いてその場にいる人にプレゼントする」ワークを見た増野先生がアレンジしてくださったのでした。まわりまわって、どんどんバリエーション増えてますね!
今日もたくさんの方から、楽曲にまつわる貴重な思い出話が聞けました。このワークの大事なポイントは、この思い出話を聞いた他の方からも、同じ楽曲で別の思い出話をしていただくというプロセスです。場にわきおこる「共感」がキモなのだと思います。
良かったら皆さんのところでもお試しくださいね。