いつも御世話になっている桜楓カウンセリング研修会にお招き頂き、まる一日かけて参加者の皆さんに被災地での活動や、音楽療法についてのお話をさせていただきました。場所は日本女子大学の敷地内にある、桜楓会館の一室です。この日は当法人事務局の澤瀬(ブログではアシスタントなすちゃんでお馴染みですね)も同行いたしました。
内容は下記の通りです。
1.東日本大震災についての説明と、被災地の歩み
2.「歌と体操のサロン」(体験)その1
(1)発声練習「上の句、下の句」「三陸の方言」
(2)簡単なリズムの叩き方「イパネマの娘」
(3)映画音楽の説明
3.好きなものは何?(ペアワーク)
皆さんにシール(様々な形や色、大きさのもの)と台紙(木、猫、人など)を配布して、二人一組になって質問(好きな動物、旅行先、本など)に答えたら、相手の台紙に好きなようにシールを貼ることができる。出来上がった作品を見て物語を作り出し、絵本の読み聞かせのように発表をするといった内容。
4.「歌と体操のサロン」(体験)その2
(1)間違い探しクイズ(漢字)
(2)回想法(銀幕のスター、昭和の流行歌手など)
(3)日本レコード大賞の歴史を見ながら、曲のリクエスト
5.ドレミの成り立ち(虹の彼方に)
(1)クリシェ進行について
(2)コード進行について
6.風船わっしょい
最後に余ったシールをそれぞれ風船に貼り付けて、全員で布を持ち、おみこしのように飛ばす
丸一日、あっという間に時間が過ぎていきました。私はずっと人前で音楽療法を話す際は、あまり準備せずに即興的に組み立てていくことが多かったのですが、以前から御世話になっている桜楓カウンセリング研修会の皆さんには、きちんと準備したものを用意して臨みたい‥と思い、かなり用意周到にしてでかけました。ちゃんと話そう!と気負ったせいで少々ちぐはぐなこともあり、何だか反省しきりです。
2011年からずっと継続している被災地での活動は、今でも現在進行形なので、なかなかまとめる時間が取れずに放置されがちでしたが、こうやって機会をいただいて人前で説明するために自分でまとめることが出来て、とても良かったです。各方面でご活躍中の皆さんの前でお話が出来て、大変光栄でした。戸田先生を始め、皆さまにあらためて心より感謝申し上げます。
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