久々の大船渡市、久々の盛保育園です。移動中の山道は凍ってはいませんでしたが、道路脇にゴッソリと雪が残っていて、冬の訪れをひしひしと感じました。
年中組の子どもたちは今日、3人がお休みだったので、21人の参加でした。偶然、持ち込んだ鶏のオモチャも21個だったので、我ながら驚きました。導入の手遊びの後、鶏を使った遊びをやってみました。
鶏の玩具は大・中・小のサイズがあり、それぞれ泣き声が違います。どれが好きで、何を選ぶのかは子どもたちに決めさせました。決めたはいいけど、意地悪なおじさん(私)が部屋のあちこちに隠すので、それを探して手に入れるためには他の子と競争しなければいけません。当然、自分が望んだ鶏を手に入れられない子が続出し、私に文句を言います。言いますが、聞きません。
中には一人で二個も手に入れた子がいたり、そのうちの一つをどうにか譲り受けようとする子、無理やり強奪する子がいて、結構カオスです。カオスになってから、私と担当保育士の先生でわずかなサジェスチョンを行い、秩序の整備を子どもたちに考えさせます。
別の側面として、手に入れたらすぐにでも鳴らしたい、遊びたいという欲のかたまりの4歳児たちに、鳴らして良い場面と静かにしなければならない場面の約束をさせます。なかなか飲み込めない彼らも、じっくりとわかりやすく説明すれば、時間はかかりますが何とか履行できます。
私がいつも年中組さんで行っている音あそびのひとつのプロセスは、こんな感じですすめます。
ちなみにこの日、アシスタントなすちゃんは諸事情で不在だったので、子どもたちは最初から最後まで
「ねえねえ、なすちゃんは?」
「どうして今日いないの」
と大騒ぎでした。こればかりは何を言っても飲み込んでもらえなかったようです。なすちゃん、なるべく休まないようにおねがいしますね。
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