陸前高田市「さぽーとはうす・すてっぷ」 2013/9/26

米崎コミュニティセンターの仕事のあと、そのまま盛岡に戻るのも何だかもったいないなあと思い、どこかボランティアで入れるようなところは無いかしら?と、先日「米崎小学校りんご学童クラブ」につなげてくださったSさん(FaceBookでつながっている方)に相談したところ、特定非営利法人活動法人いわて発達障害サポートセンターえぇ町つくり隊、という団体を紹介していただきました。
えぇ町つくり隊さんは、東日本大震災復興支援財団の助成を使って、東日本震災復興支援として陸前高田市に住む自閉症の子供を預かる「さぽーとはうす・すてっぷ」を作りました。私のこの日の仕事は、ここが会場です。
久々の自閉症の子供たち‥大丈夫かなあ、と実は内心ドキドキしましたが、玄関先に
「音楽療法の先生が来ます」
と告知がされてあったので、気合を入れて取り組みました。
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学校帰りの小学生男児が三人、参加しました。
(一人は20分ですぐお迎えが来ました)
とてもアクティブな子もいたので、最初にイントロあてクイズから初めてポイントを競う活動をしてから、ガス抜きとして「紙を破る」「紙をくしゃくしゃにもむ」「紙にぐちゃぐちゃ書く」という活動を行いました。ただし、音楽が鳴っている間だけ!という期限付きで。ぐちゃぐちゃに書いた紙には、もともと人の顔が印刷されていましたが、それぞれ個性のある落書きで、個性のある人の顔になりました。発表会をすると、みんな大笑い。
次に風船をふくらませて飛ばす、という活動をしました。注意しなければいけないのは、広汎性発達障害の子のうち、結構な割合で風船を怖がる子がいるということです。幸い、この日はみんな大丈夫でした。ふくらませた風船は最終的にアシスタントなすちゃんが結んで、みんなで布でわっしょい!わっしょい!とお神輿のように弾ませて遊びました。
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音だけではなく、肌触りや色合いなどでも子どもたちが刺激を受けるように、色んな感覚が混ざった活動を組み立てて、様子をみながら臨機応変に対応することが大事だなあ、と久々に思い出しました。みんな、楽しんでくれたかな?
ところで!ここで私は10年ぶりくらいに再会した懐かしい人がいました。以前、金ケ崎町の自閉症施設でコーディネーターをしていたKさんです。おかわりなくて良かった!っていうか、相変わらずかっこよかったです。
(かっこいい女性なんですよ)
すてっぷさんを紹介してくださったSさん、ありがとうございました。
また10月にお邪魔します。

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