岩手県高齢者総合支援センターおよび陸前高田市社会福祉協議会からのご依頼で、陸前高田市の各地区を年に数回まわって音楽療法を担当しておりますが、ここ長部地区は三回目となります。さすがに我々の活動を記憶してくださっている方も多く、最初に入室した私の顔を見て
「あれ、今日はあの(太った)お兄ちゃんは?」
と声をかけてくださいました。アシスタントなすちゃんの記憶されっぷりは見事としか言いようがないですねえ。私も見習ってインパクト強い人間にならないと‥。
一週間前の横田と同じ社協さんが担当してくださったので、とてもやりやすい雰囲気の中で活動を進めることが出来ました。昨年、一昨年と違う方ですが、陸前高田市社協の職員さんは皆さん本当に盛り上げ上手で助かっております。
あちこちの自治体と同じように、座ったままできる下半身の筋力トレーニングや、脳トレをともなった有酸素運動(相撲、と言ったら右手右足・左手左足を出す、歌舞伎、と言ったら右手左足、左手右足を出す)を指導しました。転倒や骨折の危険性がだんだんと増している被災地の現状ですが、なるべく座ったまま安全な体勢で運動が出来るといいな、と思って実施しております。
「運動しましょう!」
と呼びかけても、内容が楽しくなかったり、義務っぽかったりするとモチベーションが上がらないので、なるべく笑いながら、面白おかしく出来るような配慮も大切ですね。最後はやはり、鉄板ネタとも言えるアシスタントなすちゃんの「なんちゃってフラダンス」でクライマックスです。
イベント名は「お茶っこサロン」なので最後の15分はテーブルごとに分かれてお菓子をつまみながらよもやま話をするのですが、ダイエット中にも関わらずあっという間になすちゃんの目前には大量のお菓子が山積みになっておりました。愛されてますな。
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