ぬくたまり交流会

岩手県精神保健ボランティア連絡会からお声かけいただき「被災地支援事業ぬくたまり交流会」の講師をつとめました。
10月1日(月) 田野畑村
役場近くにあるアズビィ体育館に入ると、10年以上前に訪れたことのある「ハックの家」の皆さんや、学童の子供たちが大勢いて、ハックの家で作っている「はっくるパン」をみんなで食べていました。
私も御相伴にあずかりましたが、味わい素敵なパンでした。
ご馳走様でした。
13時からセッションを開始しましたが、参加者の中には耳が不自由な方もいらして、さて何をしようかとしばし黙考。
総勢50名近くをひとつの輪に並べて、手渡しで楽器を配布しました。
「ブルスカブルスカ世界一、頭のいいのはアインシュタイン」
という、昔見た漫画「マカロニほうれん荘」に出てきた歌を歌いながら、楽器ごとに演奏してもらいました。
次はここ最近あちこちでやっている「31ゲーム」をしました。
これは、一人につき「1回」「2回」「3回」まで太鼓をたたく権利があり、次々に隣の人へと回していきます。31回目を叩いた人は「ドボン」、つまり負けになります。どんどん進めて、生き残った人が勝ちというゲームです。
最後はドンキホーテで買った大きなプラスティックのさいころを転がし、何の目が出るかを予想して遊びました。
どうにか皆さん、楽しんでいただけたようで良かったです!
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10月4日(木) 釜石
大雨の中、あまり御縁のない釜石に到着。会場は9階建ての病院(に社会福祉協議会などが入っている建物)でした。
数年ぶりにお会いする大松学園の職員さんとご挨拶をして、会場設営。
「このフロア(9階)は震災直後に病室として使っていたので、そのなごりがあるんですよ」
と職員さんがおっしゃる通り、アコーディオンカーテンや個室用の洗面台、椅子などがありました。
お一人、肢体不自由の女性がいらして、御両親に
「どんな曲がお好きなんですか」
とお伺いしたところ
「何でも良いですよ~演歌でも何でも。AKBも好きです~」
と言われました。開始前に色々弾いていたのですが、最初は最近の曲だったのに徐々に昭和歌謡になってしまいました。悪い癖ですね、私の。
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ひょっとこ実演しております。
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10月5日(金) 大船渡
いよいよ「ぬくたまり」最終日、合同庁舎4階を会場に大勢の皆さんがお集まりでした。
(大船渡社協の方が多かったように思います)
3日とも参加者の顔ぶれが全く違っていて、その都度
「どういう活動がいいかなあ」
と悩んでおりましたが、大船渡はいつも仮設住宅で行っているような内容を実施しました。
メインはやはり、あてふりです。
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※註 真面目な集まりです
釜石と大船渡では「よせばいいのに」「喜びも悲しみも幾歳月」という曲で合奏もしました。
合奏と言っても普通の楽器ではなく、押すと「ぐえー」と啼く鳥やらブタやらカエルの人形です。
手遊び、方言のスケッチブックなども用いて、1時間あっという間に過ぎました。
田野畑、釜石、大船渡。
それぞれ全く異なるセッションになりましたが、どこでも皆さん積極的に「楽しもう」という姿勢でご参加下さいました。
本当にありがとうございました!
機会を与えて下さった岩手県精神保健ボランティア連絡会の皆さん、ありがとうございました。

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About K.Chida

東日本大震災の被災地となった三陸沿岸で暮らす人々を対象に、音楽療法による支援を行っている岩手県在住の音楽療法士です。2013年2月に一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトを設立しました

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