7月 17

しわっせ(紫波町子育て応援センター)にて

2日続けての紫波町情報交流館オガールです。
そして久々のしわっせ仕事です。
今回も
・えらぶ
・とりかえる
・きく
・まねする
・かたづける
という楽器活動から導入して、ふんわり布風船などの遊びをしました。集まってきてくれた子供と母親(祖母)は初めての参加が多かったようですが、徐々に緊張もとけて楽しんでいただけたようでした。
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初めて会った小さい赤ちゃんのお世話を、年長のお兄ちゃんが頑張っている姿がとても頼もしかったですよ☆ちょっと見ない間に、どんどん成長していきますね子供。目がはなせません!

4月 24

みすず広場

先日、えころん音楽教室を開催した午後に会場まで訪ねて来てくれたお客様が数組いました。その中にはこれから岩手県紫波町で団体として活動を開始しようというお母さんが含まれていました。
彼女が立ちあげた団体は「みすず広場」といいます。
ホームページには下記のような文章が掲載されています。
発達障がいのある子供とそのご家族の心をサポートする場所でありたいと願って、「みすず広場」を作りました。お子様の成長の遅さが気になっている。子育てになんとなく不安を感じている。そんな悩みを持つみなさんが一緒に集まって、お話をするための広場です。お互いにアドバイスをもらったり、役に立つさまざまな情報を交換したり、時には必要な支援に繋げたり。当事者として同じ悩みを持つ方々とお話をする中で、少しでもみなさんのお役に立てればと思っています。発達障がいの人も自立した常識ある生活を送るのが当たり前の社会になりますように。そしてそれぞれの家族が笑顔になりますように。
私(智田)の年子の妹は、生まれながらに脳性まひという障害を背負っていました。父と母は妹が成長してからも大丈夫なように、と自ら施設を作り、親として子供の一生を守っていこうとしました。私自身は子供を持たない人生を選びましたが、子を持つ親の気持ちに添えるようにと一生懸命努力して、障がい児の音楽療法を豊かで明るい時間にするためつとめてまいりました。
子供は親を選べませんが、親も子供の人生を全てコントロール出来ません。しかし愛によって子供を守る環境を作ることは出来ます。「みすず広場」を立ち上げた方の気持ちとエネルギーは尊く素晴らしいものです。私は心から応援したいと思っています。
来月、初めてのイベントが開催されるとのことです。
発達障害当事者家族の為の「みすず広場」開催します!
5/11㈯AM10:00~12:00紫波町総合福祉センター2階和室にて。おもちゃ、絵本、飲み物、お菓子準備します。気軽にお話ししにきませんか?子供連れ、ご家族のみどちらもOK!
興味を持たれた方は是非、Twitterで@misuzu_hirobaさんを検索してみてください。そして足を運んでみてくださいね。

2月 22

紫波町古舘公民館「ひまわりサロン」 2013/2/22

今日は今までとは全く違うアプローチで活動を行いました。童謡唱歌、民謡、懐メロではなく、参加して下さった皆さんが青春時代に親しんだ洋画の俳優や主題歌をモチーフにセッションを進めました。マリリンモンロー、オードリーヘップバーン、チャーリーチャップリンのブロマイドを提示しながら、映画の主題歌を楽器演奏する活動でした。
最初に「ムーンリバー」、これは「ティファニーで朝食を」です。使った楽器はトーンチャイムという、一個いっこが音階を持った鉄琴のような楽器です。次に「オーヴァーザレインボー」、これは「オズの魔法使い」の主題歌です。
メロディを演奏するのではなく、伴奏として和声の二音を進行に合わせて二人ひと組で鳴らしていただきました。座っている並びに合わせた配置だったので、一発で皆さん演奏できてとても素晴らしかったです。
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楽器が行きわたらなかった方には、歌詞を書いて歌を歌っていただきました。英語の歌詞でしたが、カタカナで書いたところスムーズに歌っていただくことができました。たまにはハイカラな映画音楽もいいものです。
活動の後半はリクエストを募りましたが、岩手にゆかりのある歌手の新曲が寄せられました。残念ながら用意してなかったので、次回の宿題となっていましましたが、臼澤みさきちゃんの「故郷」は歌詞の用意があったので、全員で合唱しました。裏には「花が咲く」というNHKの復興ソングの歌詞を書いていたのですが、お一人が
「これ、歌いましょう!」
とおっしゃいました。しかし、これまであちこちの仮設で取り上げて、歌いながら号泣される方が多かったので
「実はこれ、歌っていると気分が揺り動かされる方が多くて、もし今日誰かそんな気分になったら遠慮なく退室してくださって構わないですから」
と事前に注意を促しました。
案の定、歌の途中で号泣する方がいました。しかし、退室はせずに最後まで一緒に歌って下さっていました。リクエストした女性は号泣した方に向けて
「ごめんね」
と言って謝っていましたが、それは構わないから!と気丈にふるまっていらっしゃいました。
私も
「もう震災からだいぶ時間がたつから」
とタカをくくっていたところがありました。でも、まだまだ傷は癒えてない方がいます。むしろ、時間が経つにつれてセンシティブになる方がいるようです。
被災地支援は現地に赴いて行うことが多い私ですが、内陸に避難してきて、それで却って理解を得られず苦しんでいる人の多さに気付かされました。
二年が経とうとしてます。でも、まだまだ人々の気持ちは癒えていません。時間がもっともっと、かかります。

1月 18

紫波町古舘公民館「ひまわりサロン」 2013/1/18

東日本大震災の被災地となった三陸の町から、盛岡の南に位置する紫波町へと避難してきた皆さんを対象にした音楽療法を行ってきました。
今日で4回目です。
宮古市田老から陸前高田まで、出身地はバラバラですが、いわゆる「みなし仮設」と呼ばれる公団・アパートにお住まいの方から、御親戚を頼ってお住まいの方などに交流してもらう場として設けられた「ひまわりサロン」は、紫波町のボランティアさんによって運営されております。
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今日は仮設住宅で使用している「楽曲リスト」を配布して、それをもとにリクエストを募って進行しました。最初は皆さん遠慮して、なかなか声が出ませんでしたが、珍しく男性が積極的なグループなので野太い声で
「東京の灯よいつまでも、をお願いします!」
「落葉しぐれ歌いましょう!」
など歌のタイトルが読みあげられました。
音楽療法では全般的に、年配の集団を相手に行うとどうしても女性が中心となり、参加男性は消極的なことが多いのですが、ひまわりサロンに来る男性陣はぐいぐいと前に出てきてくださいます。頼もしい!
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1時間のセッション終了後、ボランティアさんが作ってくれた昼食をご馳走になりました。皆さんと一緒に食べて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
歓談している途中で、カーテンがしめられ、部屋の照明が消えました。なにごとかと思ったら、先日地元の放送局で流れたニュース映像が紹介されました。皆さんと馴染みのある内陸避難をした女性のインタビューです。
この女性は明るい笑顔で、でも辛そうな口調で
「私は今でも、ふるさとを去って内陸に避難してきたことで後ろめたさを感じています。この罪悪感はぬぐえません」
と言っていました。
悲痛な叫びです。
災害に遭遇し、生き延びた人の多くは
「サバイバーズ・ギルト」
という罪悪感を心に持ち続けるのだそうです。
多くの人が犠牲になった災害で、私だけが幸せになっていいのか。楽しく暮らしていいのか。笑ってもいいのか。
そういう感情に苛まれるのだそうです。
音楽療法士の役目として私が思っていることのひとつに、こういった感情を持つ皆さんに対して「無条件に」「心の底から」笑ってもらうため、有効に音楽を用いて「楽しい体験を積み重ねていく」時間の提供があります。
そろそろ震災から丸二年。
私の活動はきちんと役割を果たせているのでしょうか。検証の時期に来ているのかもしれません。

12月 24

紫波さぷり 2012.12.23

「日曜日、空いてっからさー。講習会の講師とかセッションとか、タダでやるから何でも言ってよ」
と、土曜日の被災地支援に来た岡崎香奈さんから事前に言ってもらっていたので、NPO紫波さぷりの仕事をお願いしました。
紫波さぷり
紫波さぷりは、障がいのある子供をあずかる仕事をしているNPOです。年に何度か、音楽療法の依頼を私にしていただいてました。
その時はキーボードを前に子供と並んで即興演奏を行うセッションをしていましたが
即興と言えば、岡崎香奈ですよ!
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一緒に来ていた岩手のベテラン音楽療法士さんが
「初心に帰ることが出来ました」
と、事後に感激のメールを下さいました。
それくらい、素晴らしいセッションでした。
いやー‥勉強なりますな。楽しい!!
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香奈ちゃん、本当にありがとう!!
子供たちみんな喜んでました!!
さぷりの細川さん、そしてスタッフの皆さんもありがとうございました。