3月 06

日暮里買い出しツアー

土曜日のルーテル学院大学ワークショップ「サイコドラマと音楽療法のコラボレーション」で上京した私は、せっかくだから‥と繊維問屋として名高い日暮里に手芸材料の買い出しに行ってきました。
資金は九州臨床音楽療法学会の皆さんからいただいた5万円です。
日本芸術療法学会で私が被災地の活動を発表した際、声をかけてくださった齋藤考由先生が皆さんに働きかけて下さって、集まったお金です。ずっと使い道をどうしようか、と迷っていましたが、今この時期に必要なのは仮設で生き甲斐を求めて談話室に集まって、同じ住人同士で話をしながら出来る活動の材料ではないか?と思ったのです。
元々、自分でも好きで手芸をしていたので、日暮里は何度か買い出しに行って馴染みの町でした。ある日、そぞろ歩いていたら店の前で背の高い美人さんに
「先生!」
と呼びとめられました。見知らぬ人でした。
「先生、先日の舞台では衣装で大変お世話になりました!」
と頭を下げられ、こっちが答えあぐねていると、そのままスタスタとどこかに去っていったことがありました。私に似ている衣装さんがいたんでしょうか‥。
話がそれましたが、実妹(妊婦)と先輩セラピストの平田紀子さんに付き合ってもらって、仮設の皆さん用の材料を買いこみました。
Photo
はぎれセット。
Photo_2
刺繍糸セット。そしてヘンプ。
Photo_3
ヨーヨーと呼ばれる「バラの形」や「はなびら」などの布細工を作るキット。
Photo_4
フェルトとリボンセット。
以下は内訳です。
はぎれセットA 単品980円×5 4900円
はぎれセットB 単品880円×5 4400円
はぎれセットC 単品760円×5 3800円
ヨーヨーキットA 単品540円×6 3240円
ヨーヨーキットB 単品500円×4 2000円
ヨーヨーキットC 単品1080円×4 4320円
ヨーヨーキットD 単品450円×2 900円
ヨーヨーキットE 単品540円×2 1080円
小計(1) 25,872円
フェルト 単品700円×13 9100円
ヘンプA 単品450円×9 4050円
ヘンプB 単品360円×3 1080円
小計(2) 14,941円
刺繍糸セット 単品1620円×2 3240円
刺繍糸 単品430円×9 3870円 
リボンセット 単品300円×5 1500円
小計(3) 9,040円
(1)+(2)+(3)=49,853円
201335
近日、この材料の譲渡先をご報告しますね。
この場を借りて、齋藤先生をはじめ九州臨床音楽療法学会の皆さんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2月 07

手芸王国☆三陸3

「一緒に手芸していたおばあちゃん、遠くに住んでいる息子さんちに引っ越していったのよ」
とか
「熱心にマスコット作っていたあの人、家を新築してねえ」
とか。
仮設住宅の談話室に集まって、楽しく語らいながら手芸活動をしていた皆さんでしたが、常連だった方が上記のような理由で仮設住宅を退去するといったケースが多くなり、残される方の淋しさ、辛さが増している今日この頃です。
その方の再スタートを喜ぶ気持ちとは裏腹のこの感情は、私も近くで見ていて胸が痛むほど伝わってきます。
「まあ、出逢いがあれば別れもあるわ」
と気丈にふるまう皆さんの笑顔で、逆に励まされる私でした。
Pap_0009
タオルだぞう!
Imgp4794
タオルだわん!!
Pap_0004
はぎれで作ったミニ丹前。
Pap_0049
エコクラフトで作った篭。
材料代が他の手芸作品に比べて、段違いに高いです。コストのかかる活動ですが、達成感があるので人気です。寄付金や助成金で何とかできないものかなあ、といつも思います。
Pap_0008
日中、集まってみんなでわいわいおしゃべりしながら、手芸活動をするのは皆さんにとって良い気分転換であり、自分から前に進んでいこう!と思える時間になっています。全国の皆さんのご理解、ご協力が必要です。よろしくお願いします!

12月 25

無事に届いたようです!

さて、何が届いたのかと言うと‥。
以前、このブログでも書きました
「仮設の皆さんが談話室に集まって、手芸活動を行っています。材料を提供して下さる方は是非ご連絡を」
とTwitterで呼びかけて、数名の方からフェルトや刺繍糸を送付していただき、現地にお届けしたのです。
その材料を使って(厳密に言うと違う材料かもしれませんが、細かいことはさておき)、住民の皆さんが材料を下さった方々へのお礼として、マスコットを私に託してくれたのでした。
どうせなら、クリスマスイブに届くといいんじゃね?と思って、土曜日に宮古市から郵送しました。
(投函してくださったのは現地在住の音楽療法士、佐々木良恵さんです)
無事に昨日のクリスマスイブまでに届いたようで、Twitter上で皆さんからその旨ご報告をいただきました。
marihjoo ‏@taassoogareさん
706692308
漫画家・海野やよいさん
Zzjbm
漫画家・吉田戦車さん
1ouun
素敵な写真を有難うございました!
自分が作った作品が誰かに喜ばれているという実感は、きっと手芸活動を長く続けて行くための大事なエネルギーになることでしょう。皆さんからいただいた反応は、ちゃんと現地にお伝えしたいと思います。
手芸の材料はまだまだ募集中です!
家で余っている材料がある方は、是非私までご連絡をお願いいたします。

11月 19

手芸王国☆三陸2

一昨日の土曜日、荷竹、藤畑、田鎖の各仮設をまわって支援物資である手芸材料を手渡した際に
「今日、福祉センターで作品展示会やってるの。私の作品もあるから、是非見てってね!」
と言われました。
行くぜ!
ってことで、高齢者デイサービスセンターのセッションを終えてそのまま3階へ。
パネルディスカッションの真っ最中でしたが、ひっとりと入場。
閉会後のほんのちょっとの時間でしたが、仮設にお住まいの皆さんが一生懸命に作った手芸作品の数々を拝見しましたよ。
Imgp4913
まずは定番のふくろう。
この土地ではだらすこでーほーと言います。
Imgp4908
宮古市といえばイカ。
Imgp4902
これもイカですねえ。
でも初めて見ました、この形。斬新!
Imgp4909
これからの季節は編み物ですね~。
あったかそう!
Imgp4914
このブログでも御紹介しました、浄土ヶ浜の皆さんが今取り組んでいらっしゃるさをり織りの作品。北海道からわざわざ指導にいらっしゃる方が織り機も貸与なさっているそうです。
Imgp4912
これはなんだろう‥布?
ちゃんと材質を確認しないまま帰ってきてしまいましたが、どこか心惹かれる作品です。
今回は宮古市の作品展示会でしたが、他の自治体でも仮設の皆さんの作品を集めて展示会をしているようです。
大槌町も最近開催されたようです。
Imgp4788
みよ、この大作!!
Imgp4786
大震災と津波という未曾有の災害にあった皆さんが、仮設住宅という不便で慣れない生活を強いられる日々の中で、寄り添い合うように談話室につどい歓談しながらモノ作りをすることは、生きがい作りという一言では言い表せないほどの大きな喜びをもたらしています。
ただ、材料が足りなくなったり、指導する人がいなかったりと、困難はたくさんあるようです。

11月 18

手芸王国☆三陸

私がほぼ毎週訪問している宮古市や大槌町では、仮設に住む皆さんが日中様々な手芸の活動をなさってます。指導される先生を定期的に呼んでいるところもあれば、自主的に皆さんで黙々と行っているところもあります。出来上がった作品はどれも素晴らしいです。ただ、材料が足りなくて困っている場所、指導者がいなくて試行錯誤している場所がありました。何か私に出来ないか、と常に心のどこかに引っかかっていた私は先日Twitter上でこんな呼びかけをしました。
【被災地の今】宮古市の仮設ではフェルトを使ったマスコット作りをしております。材料となるフェルトを寄付して下さる方、ご支援下さる方は私までご連絡下さい。私が現地までお届けいたします。また大槌町ではミサンガ作りで刺繍糸、ヘンプ、麻糸が必要です、これも併せてお願いします
2012・11・2
これを見た数名の方が、実際に私宛てに手芸の材料を送って下さいました。すげえ。
marihjoo ‏@taassoogareさんから
Imgp4842
漫画家 海野やよいさんから
Imgp4843
漫画家 須藤真澄さんから(手渡し)
Imgp4844
漫画家 吉田戦車さんから(手渡し)
Imgp4845
宝の山!ひー!
これは早急に皆さんにお届けせねばいかん!
ということで、昨日宮古市を巡回した時、昼休みを利用して「頂いた手芸材料を有効活用してくださる仮設」をピンポイントで訪問して、手渡しをしました。
Imgp4865_2
荷竹仮設は日中、フェルトでカエルのマスコットなど作成。
Imgp4876
藤畑仮設では大阪から講師を定期的に呼んで手芸教室を開催、イカやふくろうのマスコット作りをしています。
Imgp4883
田鎖仮設ではフェルト細工をされる方がいらっしゃると社協から情報を聞いたので、支援員さんにお渡し。
刺繍糸などは、これから大槌町吉里吉里の方にミサンガの材料としてお渡しする予定です。
皆さん、本当にありがとうございました。
また、これからも手芸の材料を募集します。
同時に、仮設まで足を運んで指導をして下さる先生も募集します。
送迎やボランティア先に関する相談はどうぞお気軽にご相談下さいね。