朝方は雨が降っていて心配しましたが、見事に快晴となり、たくさんの方にお集まりいただきました。会場となった紫波町情報交流館オガールは、たくさんの団体利用、近隣住民や学生などで大盛況でした。
12時30分に開始。最初は私が被災地支援についてお話をしました。
会場となった大スタジオにはたくさんの方が来て下さいました。
当法人顧問、岡崎香奈さんによる「音楽っていいね」と題した講演。
分科会Aでは実際にワークショップ形式で体験していただきました。最初に自分と波長の合いそうな、真中に置いた数々の楽器(や、音の出る玩具)を持って、歌に合わせて演奏、その後は同じ種類の楽器を持った人同士で集まり、三つのグループごとに自己紹介をしてもらいました(本名ではなくニックネームで)。そして自分のテーマ曲とそのエピソードを語りあい、グループで一番みんなの印象に残った曲を選んで演奏会をしました。
おもしろかったのは、音楽療法士(もしくは専門の音楽家)がいないグループが「早い者勝ち!」とランダムにハンドベルの主要な音を持って行ったので、他のグループの音楽療法士が音階をそろえるのにたいそう苦労していた場面です。しかも最初のグループはハンドベルを音階ではなく、打楽器として使っていたのでそれがまたなお一層愉快でした。
すべての現場で完璧に恵まれた環境が整えられているわけではなく、音の欠けたハンドベルでどう音楽を美しく表現できるか、という創意工夫が音楽療法士の腕の見せどころですね。
演奏会を終えて、一緒に頑張ったグループの仲間たちへ、一人ひとりが自分の大切な曲を紙に書いて、プレゼントをして解散としました。最後は握手、ハイタッチ、そしてハグ!とてもあたたかい光景でした。
(分科会Bの様子は割愛します)
イベントのシメは、理事二人によるミニコンサート。
会場のみなさんも歌声で参加してくださいました。
法人の事業としては初めてのイベント開催でしたが、不慣れな運営にも関わらずたくさんの方からおほめの言葉、うれしい感想をいただきました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。そして経年劣化した革靴を履いてきたなすちゃん(事務局)が忙しく動き回った結果、靴底が巨神兵のように崩壊し、ヘンゼルとグレーテルのパンの如く会場あちこちに残骸を撒き散らして汚してしまったことを深くお詫びいたします。新しい靴、買ってあげようと思います。
(会場の職員さんもごめんなさい)
スタッフ記念撮影。
「あんたたちにはさまれたら私が細く見えるから、三人でとりましょうよ」
という女王様のお言いつけにより撮影。ムンク!
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