9月 01

台風10号による被害

2016年8月30日夕方、非常に大きな台風10号が初めて太平洋ルートから岩手県に上陸し、三陸沿岸にある複数の自治体に甚大な被害をもたらしました。被災された皆さま、亡くなられた方々とご遺族・関係者の皆さまに心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。一日も早い復旧をお祈りしております。

現在、国道をはじめとする重要な道路があちこちで土砂災害のため不通・交通規制となっております。我々が毎週末訪問している宮古市へも、国道106号線が旧川井村夏屋~宮古市蟇目の間で不通となっており、今週末に予定している仮設巡回が可能なのかどうか、現在の時点ではわかりません。ただ、仮設住宅でいつもサロンに参加してくださっている皆さんへ今日当法人の職員である澤瀬(アシスタントなすちゃん)と山崎(お弟子Y)が電話をかけてみましたが(全員ご無事でした!良かった)可能であれば皆であつまってサロン実施を心待ちにしている、とのお言葉をいただきました。我々が五年以上継続してきた活動が、皆さんにとってそういう存在になれたのだなあと非常にありがたく、こんな時に不謹慎ですが嬉しく思いました。

私(智田)の知人が働いている宮古市内の飲食店は、浸水のため店舗が泥だらけになり、しばらくは営業が出来ない状況のようです。また、岩泉町では道路が分断され集落ごと孤立している場所もあるようです。これほどまでに酷い土砂災害になるとは、誰が予測できたでしょうか。2011年の東日本大震災から少しずつ復興に向けて歩み始めた沿岸地域で、再び甚大な被害となり、現地の方々の落胆と疲弊は想像を絶します。

これから災害ボランティアの募集や支援物資などの具体的な告知があちこちでされると思いますので、どうぞ全国の皆さんからご支援いただければと思います。

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7月 17

田野畑村「アズビーホール」2015/7/17

田野畑村教育委員会からのご依頼で、数年ぶりに田野畑村にお邪魔しました。近隣の児童館を利用する親子総勢80名の皆さんと、大所帯で音楽を楽しむイベントを実施しました。

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うっすらと霧雨が降る早朝、盛岡を出発して2時間半。田野畑は昨日までの暑さが嘘のような、肌寒い一日となりました。そんな中、元気な子どもと少々シャイなお母さんやご家族がとても立派なアズビーホールを埋め尽くして、熱気に溢れた1時間15分。スライドで絵本を読み聞かせたり、楽器を渡して賑やかに合奏したり、リズムに合わせて怪しいダンスや工藤静香の振り付けを楽しんだり(子どもたちはポカーンとしてましたけど)。

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おもちゃをホールのあちこちに隠して、宝探しをしました。最初は子どもたちが探して、次は子どもたちが隠す役割に挑戦しました。探すのはお母さんたち。でも結局、ここだよ!と子どもたちが自ら持ってくる結果となりました。近くの友達と取り替えっこも出来て、みんな良い子!

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今回の風船あそびは、保育士さんにも手伝ってもらって一袋まるまる使いました。これだけの人数ですから、それはもう見応えのある「わっしょい!大きくなあれ」が実現しました。

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体全部を使って、のびのびと運動を楽しみ、見たこともないようなおもちゃを思う存分楽しんだ子どもたち。笑って動いておしゃべりして、どんどん大きくなってもらいたいです。最後はみんなで写真を撮影しましたが、どんどん私に話しかけてくれるので、嬉しくなっておケツを盛大に揉ませてもらいました(男児限定)。もむなーーー!!と反撃で私も揉まれました。うしし(大喜び)。

10月 30

精神ボランティア交流会「宮古」「水沢」「久慈」

一昨年、昨年と引き続き、三陸を中心に現地の精神障がい当事者さんと施設関係者、そして精神ボランティアの皆さんと一緒に音楽を楽しむ交流会が開催されました。規模縮小?なのか、今年は絵巻の先生やエコバック作成などはありませんでした。

一日目 宮古市

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ものすごーく横長の会場だったので、端っこの方はスライド見られるのかしら…と心配だったのですが、大丈夫だったようです。実はこの会場、私が音楽療法士になってすぐに宮古市に毎月来て障がい児のセッションをした想い出の場所です。まだ20世紀でしたが、あの時のみんな元気かなー。いつも仮設のセッションでお世話になっている傾聴ボランティアさんもたくさん参加してくださいました。

二日目 奥州市水沢区

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水沢でお仕事するの、初めてだったような気がしますが定かではありません…江刺と胆沢ではレギュラーで通っていたんですが。とてもフレンドリーな皆さんで、あたたかい会になりました。

三日目 久慈

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おなじみの合同庁舎です。久慈でも宮古と一緒で20世紀に毎月泊まりがけで障がい児セッションを行っておりましたが、その頃の担当コーディネーターさん2代目と3代目が来てくれました!これはびっくり。お二人共、おかわりなく…。私は会いしな、お腹を触られましたが。

三回とも、全く別の活動になりました。というのも、やはりその場に立って皆さんの顔を見てからでないと活動内容を決められないからです。同じメンバーでも、日によって体調や気分が違いますからね。当たり前のことだと思います。

交流会、なので皆さんが一緒にできる活動と、交われる活動を織り込みました。

10月 05

ぬくたまり交流会

岩手県精神保健ボランティア連絡会からお声かけいただき「被災地支援事業ぬくたまり交流会」の講師をつとめました。
10月1日(月) 田野畑村
役場近くにあるアズビィ体育館に入ると、10年以上前に訪れたことのある「ハックの家」の皆さんや、学童の子供たちが大勢いて、ハックの家で作っている「はっくるパン」をみんなで食べていました。
私も御相伴にあずかりましたが、味わい素敵なパンでした。
ご馳走様でした。
13時からセッションを開始しましたが、参加者の中には耳が不自由な方もいらして、さて何をしようかとしばし黙考。
総勢50名近くをひとつの輪に並べて、手渡しで楽器を配布しました。
「ブルスカブルスカ世界一、頭のいいのはアインシュタイン」
という、昔見た漫画「マカロニほうれん荘」に出てきた歌を歌いながら、楽器ごとに演奏してもらいました。
次はここ最近あちこちでやっている「31ゲーム」をしました。
これは、一人につき「1回」「2回」「3回」まで太鼓をたたく権利があり、次々に隣の人へと回していきます。31回目を叩いた人は「ドボン」、つまり負けになります。どんどん進めて、生き残った人が勝ちというゲームです。
最後はドンキホーテで買った大きなプラスティックのさいころを転がし、何の目が出るかを予想して遊びました。
どうにか皆さん、楽しんでいただけたようで良かったです!
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10月4日(木) 釜石
大雨の中、あまり御縁のない釜石に到着。会場は9階建ての病院(に社会福祉協議会などが入っている建物)でした。
数年ぶりにお会いする大松学園の職員さんとご挨拶をして、会場設営。
「このフロア(9階)は震災直後に病室として使っていたので、そのなごりがあるんですよ」
と職員さんがおっしゃる通り、アコーディオンカーテンや個室用の洗面台、椅子などがありました。
お一人、肢体不自由の女性がいらして、御両親に
「どんな曲がお好きなんですか」
とお伺いしたところ
「何でも良いですよ~演歌でも何でも。AKBも好きです~」
と言われました。開始前に色々弾いていたのですが、最初は最近の曲だったのに徐々に昭和歌謡になってしまいました。悪い癖ですね、私の。
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ひょっとこ実演しております。
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10月5日(金) 大船渡
いよいよ「ぬくたまり」最終日、合同庁舎4階を会場に大勢の皆さんがお集まりでした。
(大船渡社協の方が多かったように思います)
3日とも参加者の顔ぶれが全く違っていて、その都度
「どういう活動がいいかなあ」
と悩んでおりましたが、大船渡はいつも仮設住宅で行っているような内容を実施しました。
メインはやはり、あてふりです。
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※註 真面目な集まりです
釜石と大船渡では「よせばいいのに」「喜びも悲しみも幾歳月」という曲で合奏もしました。
合奏と言っても普通の楽器ではなく、押すと「ぐえー」と啼く鳥やらブタやらカエルの人形です。
手遊び、方言のスケッチブックなども用いて、1時間あっという間に過ぎました。
田野畑、釜石、大船渡。
それぞれ全く異なるセッションになりましたが、どこでも皆さん積極的に「楽しもう」という姿勢でご参加下さいました。
本当にありがとうございました!
機会を与えて下さった岩手県精神保健ボランティア連絡会の皆さん、ありがとうございました。