10月 06

宮古市「実田」「きれまち」 2012/10/6

三連休の初日なので、道が混雑して遅刻したらマズい!と思い、なるべく早めに家を出たのですが、やはり区界で前の車(トラック)にとっつかまりました‥イラチなので助手席でストレスためまくりましたが、運転のなすちゃんはマイペンライ体質なのでゆっくりゆっくりと宮古へ‥結果、到着はギリギリになりました。
まあ、こんなことでイライラしてもしょうがないですね。
午前 10:30-11:30 実田
ここを担当している巡回員の方は、以前鍬ヶ崎で仲良くお話をさせていただいた方で、談話室でのお世話も大変きめ細やかなケアを心がけていらっしゃるので、本当に感心しています。
今日もとても良くしていただきました、熱いお茶をありがとうございました。
仮設にお住まいの方々は何度か音楽療法を経験されている皆さんです。
この仮設以外からも、他で私の活動を御存知の方が、わざわざ足を運んで下さいました。
ありがたいことです。
Imgp3572
午後 13:30-14:30 きれまち
ここの巡回員さんはとても個性的というか、盛岡にいる時もしょっちゅう思い出して
「元気かしら」
と気になるようなキャラクターです。面白い方なんです。
彼が今日
「自作の山ブドウジュース作ったから、飲んでみて」
と持ってきて下さいました。うまい!濃厚!
最初に二番絞り、次に一番搾りを飲みましたが、それぞれ飲みやすさ、濃厚さが違って堪能できました。
有難う、Sさん!!
そしてきれまちでは、いつも沢山のリクエストを寄せて下さる男性がいらっしゃいます。
そのリクエスト曲はことごとく私が知らない曲で
「次までにおぼえてきますから‥」
と宿題として持ち帰ることが多いのです。
これが、とても勉強になります!!
芸風(芸なのか?)が広がります!!
今日もたくさんの、知らない曲を教えていただきました。
私は音楽療法の仕事を初めて20年になりますが、まだまだ勉強です。ひよっこです。
頑張ります。

10月 05

ぬくたまり交流会

岩手県精神保健ボランティア連絡会からお声かけいただき「被災地支援事業ぬくたまり交流会」の講師をつとめました。
10月1日(月) 田野畑村
役場近くにあるアズビィ体育館に入ると、10年以上前に訪れたことのある「ハックの家」の皆さんや、学童の子供たちが大勢いて、ハックの家で作っている「はっくるパン」をみんなで食べていました。
私も御相伴にあずかりましたが、味わい素敵なパンでした。
ご馳走様でした。
13時からセッションを開始しましたが、参加者の中には耳が不自由な方もいらして、さて何をしようかとしばし黙考。
総勢50名近くをひとつの輪に並べて、手渡しで楽器を配布しました。
「ブルスカブルスカ世界一、頭のいいのはアインシュタイン」
という、昔見た漫画「マカロニほうれん荘」に出てきた歌を歌いながら、楽器ごとに演奏してもらいました。
次はここ最近あちこちでやっている「31ゲーム」をしました。
これは、一人につき「1回」「2回」「3回」まで太鼓をたたく権利があり、次々に隣の人へと回していきます。31回目を叩いた人は「ドボン」、つまり負けになります。どんどん進めて、生き残った人が勝ちというゲームです。
最後はドンキホーテで買った大きなプラスティックのさいころを転がし、何の目が出るかを予想して遊びました。
どうにか皆さん、楽しんでいただけたようで良かったです!
Imgp3441
Imgp3451
10月4日(木) 釜石
大雨の中、あまり御縁のない釜石に到着。会場は9階建ての病院(に社会福祉協議会などが入っている建物)でした。
数年ぶりにお会いする大松学園の職員さんとご挨拶をして、会場設営。
「このフロア(9階)は震災直後に病室として使っていたので、そのなごりがあるんですよ」
と職員さんがおっしゃる通り、アコーディオンカーテンや個室用の洗面台、椅子などがありました。
お一人、肢体不自由の女性がいらして、御両親に
「どんな曲がお好きなんですか」
とお伺いしたところ
「何でも良いですよ~演歌でも何でも。AKBも好きです~」
と言われました。開始前に色々弾いていたのですが、最初は最近の曲だったのに徐々に昭和歌謡になってしまいました。悪い癖ですね、私の。
Imgp3496
ひょっとこ実演しております。
Imgp3487
10月5日(金) 大船渡
いよいよ「ぬくたまり」最終日、合同庁舎4階を会場に大勢の皆さんがお集まりでした。
(大船渡社協の方が多かったように思います)
3日とも参加者の顔ぶれが全く違っていて、その都度
「どういう活動がいいかなあ」
と悩んでおりましたが、大船渡はいつも仮設住宅で行っているような内容を実施しました。
メインはやはり、あてふりです。
Imgp3554
Imgp3558
※註 真面目な集まりです
釜石と大船渡では「よせばいいのに」「喜びも悲しみも幾歳月」という曲で合奏もしました。
合奏と言っても普通の楽器ではなく、押すと「ぐえー」と啼く鳥やらブタやらカエルの人形です。
手遊び、方言のスケッチブックなども用いて、1時間あっという間に過ぎました。
田野畑、釜石、大船渡。
それぞれ全く異なるセッションになりましたが、どこでも皆さん積極的に「楽しもう」という姿勢でご参加下さいました。
本当にありがとうございました!
機会を与えて下さった岩手県精神保健ボランティア連絡会の皆さん、ありがとうございました。

10月 04

宮古市「近内」「西が丘」 2011/11/19

午前 10:30-11:30 近内
盛岡から宮古へは国道106号線を自動車で1時間半ちょっとかけて移動します。
そして、そのちょうど真ん中あたりに旧川井村があり、廃校になった建物を利用した災害支援ボランティアのための無料宿泊施設・かわいキャンプがあります。
私が毎週末通っている宮古市の仮設住宅談話室にも、頻繁にかわいキャンプからボランティアの方々が訪れます。
この日も男性と女性それぞれお一人ずつ、サロン活動(仮設住民の話相手になったり、お茶やお菓子を供出する種類のボランティア)にいらしてました。
時間になると、ここにお住まいの年配女性、年配男性、そして小さいお子さんを連れたお母さんがやってきました
前回の崎山もそうですが、大人と子供が同じ空間にいると、どこに焦点をあてて音楽を提供していいのかブレがちです。
今回もどうしようか思案していると、ボランティアのお二人が
「ねえねえ、こんな歌知ってる?」
とわらべ歌を歌い始め、みんなでまるく座って手遊びをしてくださいました。
そうか、この手があったか!と目からうろこでした。
Sh3i0020
大人だけのセッションとまた違った、ゆったりとゆるい時間が過ごせたように思います。
活動後は、皆さんからここでの暮らしについてたくさんのお話をきかせてもらいました。
午後 13:30-14:30 西が丘
いつも盛り上がってくれる西が丘への初訪問はこの日でした。
談話室に入ると、壁際にたくさんのくるみが剥いて干してありました。
午前中はこれらくるみを使った調理を行ったとのことでした。
たくさんのリクエストをいただき、時間内に14曲歌いました。
Sh3i0057
この頃、談話室の隣には二匹の犬が住んでいました。
今は一匹になりました。
仮設は仮の住まいですが、時は無情に過ぎていきます。
過ぎて行くこれら日々は、彼らの人生にとっては仮の日々ではありません。
一日一日が、かけがえのない大切な一日です。

10月 03

避難所巡回時代 六回目 2011/5/21

過去に書いた報告書から転載します。
東日本大震災および津波の被災地である岩手県宮古市と山田町を訪問し、避難所で生活する方たちへ音楽療法を実施してきました。研修生ほか、3名が同行しました。
 
宮古市 10:30-11:30 宮古小学校
入口で初日に風船遊びをした女児たちから
「どこかで見た人だ」
と声をかけられましたが、彼女はそのままどこか別の場所へ遊びに行きました。
校庭では宮古小学校の児童たちがサッカーや野球の練習をしていて、それを避難民が暇つぶしに眺めていました。児童らが日常を送っている光景と、片隅に被災者が生活している光景のコントラストが、見る者に不思議な印象を与えています。
入口ではAさんが自身のスペースで座禅を組んで目をつぶっていました。小声で挨拶をして横を通り過ぎ、いつもの場所でキーボードを設置して曲を静かに弾きはじめると、自主的にAさんがやってきて椅子に座り、リクエストを口にしました。
今回はいつもの映画音楽にくわえて、バッハのオルガン曲が聞きたいとのことだったので、わかる範囲でトッカータとフーガ二短調を弾きましたが
「あまりちゃんと弾けていない」
と叱られました。
次々と新たな洋楽(カーペンターズ、ビートルズ、サイモン&ガーファンクル等)のリクエストに答えて弾いていましたが、テーブル席に50代後半くらいの女性(初参加)がやってきて、こちらの活動を興味深そうに眺めていたので、数冊の歌集をお渡しして
「何か唄いたい曲や聞きたい曲があったら申しつけてください」
と告げました。
遅れてやってきたBさんのリクエストにも応えているうち、その女性から山崎を通して数曲のリクエストをもらいました。女性はリクエスト全部を聞き終わらないうちに、リクエストカードを持ったままどこかへ行ってしまい、あとはAさんとBさん二人の話を聞くうちに終了時間を迎えました。
 
山田町 14:00-15:00 はまなす学園
はまなす学園訪問のきっかけとなった宮古市在住の福祉コーディネーター氏から連絡を受け、県内の施設から支援部隊が来て屋台(ポップコーンと綿あめ)を出すから、早めに会場入りしてほしいと言われました。いつもより1時間早い午後2時に到着すると、テレビの取材(テレビ朝日とNHK)が入っていて、いつもより人が多く賑やかな雰囲気でした。
私自身も数日前にNHKから取材依頼があり、音楽療法の会場で数名の入所者と一緒に待機している最中にスタッフから挨拶をされました。
午後2時になり、見知らぬ人間が大勢いる中で活動を開始しましたが、入所者の皆さんは臆する様子もなくのびのびと楽しんで参加している様子でした。しかし、リクエストを受け弾いた「おどるぽんぽこりん」で皆が楽しく踊っている最中に、スタッフから
「それは他局の番組で使用されている曲だから、できればNHKの忍たま乱太郎など使ってもう一度踊りの場面をやってくれないか
と研修生に注文が入り、これを聞いた私はメディアの取材についてメリットだけではないと痛感しました。
(この後、豊間根中学校に到着した時にちょうどテレビ画面いっぱいに我々の活動が映し出されていました。遠くにあったので音声は聞きとれず、取材された内容がどう編集され放送になったかは確認がとれませんでしたが、翌日以降は多くの人から反響をいただきました。その大半は好意的な激励でした)
山田町 19:00-20:00 豊間根中学校
5週間ぶり、二度目の訪問となった避難所では、担当保健師さんが集計してくれたリクエストをもとに、この場所限定の歌集を使用して活動を行いました。初の試みです。
これまではこちらが大きな模造紙に筆で歌詞を書き、広い会場に散らばる人々へ向かって提示していましたが、これは角度や距離的に見えにくいという声もあり、できれば個々の手元に歌詞を届けたいという気持ちがあり、今回実現しました。歌集の中には英語の歌もあり、全員で発音に四苦八苦しながら歌いつつ、笑いも出て大変盛り上がりました。
また、歌の中で台詞のある曲がいくつか含まれていて、それも歌集に記載しました。
季節の移り変わりとともに、避難所となった体育館の室温も上昇し始め、蚊や蠅などの害虫、そしてノロウイルスなどの発生が懸念されてきた頃です。
不自由な避難所生活を強いられた皆さんのストレスと疲労はピークに達しつつありました。
そんな中でも、私のような外来者に向けて暖かい言葉をかけて下さる皆さんには、本当に頭が下がる想いでした。
リクエストカードを配布した際、大人にまじって小学生の子供たちも
「私たちも書いていいの?」
と、おずおずと手を伸ばしてきたので、笑顔で手渡しました。
どんなリクエストをよこしてくれるのか、楽しみにしていましたが、結局その紙は回収されることはありませんでした。
また逢える機会があったら、この時のことを聞いてみたい気持ちがあります。

10月 02

吉田戦車さん&伊藤理佐さん in 宮古市 ~最終案内~

岩手県出身漫画家・吉田戦車さん。
(ビッグコミックオリジナル「まんが親」、ビッグコミックスピリッツ「おかゆ猫」ほか連載中)
Yoshida
吉田戦車さんの奥様で、同じく漫画家の伊藤理佐さん。
(オレンジページ「おかあさんの扉」ほか連載中)
Itou
御夫婦そろって、今月宮古市で開催されるはあとふるフェスタ2012(特定非営利活動法人宮古圏域障がい者福祉推進ネット)に、似顔絵サイン会およびトークショーでご参加いただけることになりました。
Photo
はあとふるフェスタ2012
主催 特定非営利活動法人宮古圏域障がい者福祉推進ネット
日時 2012年10月13日(土)~14日(日)
場所 岩手県宮古市 末広町通り&花の木通り
「似顔絵サイン会」
13日(土)13:00-15:00 はあとふるフェスタ メイン会場
限定30名 (事前に整理券が必要です)
「トークショー」
14日(日)10:00-11:00 被災地域障がい者センターいわて
先着40名(整理券不要
※似顔絵サイン会整理券の入手方法
かんの書店(宮古市宮町1丁目3番7号) 店頭にて
13日 10:00- より配布開始
整理券が無くなり次第、募集は締め切らせていただきます。あらかじめご了承下さい。
※トークショーは先着順です。
定員になり次第、締め切らせていただきます。あらかじめご了承下さい。
何かご不明の点などありましたら、こちらのコメント欄にお寄せ下さい。
またとない機会ですので、吉田さん&伊藤さんの愛読者の皆様は、どうぞふるってご参加ください。
よろしくお願いします。
1_
Map2