東京で活動報告をしてきました

12月1日、2日と日本芸術療法学会の大会が開催され、二日目の午前最後のコマで口頭発表をしてきました。
演題は
「東日本大震災被災地における音楽療法・第二報」
です。去年は第一報を発表しました。
私は学会発表というものがあまり得意ではないのですが、震災・津波の記憶が全国的に薄れつつある昨今、現地はまだまだ大変な状況であることを様々な手段を使って訴えていかなくてはいけないと思って応募しました。
発表者一人あたりの持ち時間は、15分の口頭発表と5分の質疑応答ですが、スライドに画像たくさん使いすぎて後半は早口&駆け足になってしまいましたが、いくつか質問も寄せられ、終了後には数名の先生から激励のお言葉をいただくことができました。
私が伝えたかったことを要約すると
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人は忘れる生き物です、忘れることで明日に希望を持って生きていくことができるのです。
しかし被災地に住み、失った故郷を目の当たりにしながら暮らす人にとっては忘れられない現実と、忘れたくない思い出があります。その苦しみや悲しみは、きっと遠くに住み、震災や津波を忘れてしまった人々に理解してもらうのは至難の業かと思います。
私に出来ることは、被災地に音楽を届け続けること、そして自分が見聞きして感じたことを遠くへと運び伝えることです。
このブログを忘れずに覗きに来て下さっている皆さんに、心より感謝申し上げます。

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