大槌町「安渡第二」「大槌仮設」「小槌第八」2018/10/27

午前10:30- 安渡第二

この日の岩手県は朝から雨模様、盛岡市から沿岸へ向かう道中は横から降る雨でワイパーもフル稼働しながらの運転でした。アシスタントなすちゃん、二時間半もの運転いつもありがとう!

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こんな天気だと誰もわざわざ集会所まで来ないんじゃないかな?と心配していましたが、既に数名の方が中で待機してました。そして何と!初参加の方も!常連さんがお声かけくださったそうです、本当に嬉しい!ありがとうございます。

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サロンでは、数日前に大槌町立図書館(おしゃっち内)で調べた大槌町の地名由来を皆さんに披露いたしました。岩手県のあちこちもそうなのですが、やはりアイヌ語由来が多かったです。

「蕨打直」ワルンピ・ウシ・ナイ‥蕨が群生している沢

「三枚堂」サン・マク・トイル‥出鼻の山手を通って山奥へ行く道

など、調べると面白いですね。余談ですが、図書館で見つけた安渡の屋号一覧をコピーしてもらおうとカウンターの職員さんにお願いしたら、安渡公民館でもらえますよ!と耳打ちの情報を教えていただき無事に入手することができました。なんと親切な‥心より感謝申し上げます。

大槌町社会福祉協議会の支援員さんお二人にも同席していただき、お茶の用意などでお力添えをいただきました。とても助かりました。何と珍しいことに翌週にはまたお会いできると告げて、一時間ほどのサロンを無事に終えました。

13:00- 大槌仮設

ここでもやはり雨だから誰も来ないかも‥と弱気になっていたのですが、四名の方が集まってくださいました。数回目の参加という方もちらほら。懐メロの歌集持ってきたよ!と分厚い本を手渡してきた気合十分の方もいました。

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差し入れのミカンを食べながら、体操や懐メロ歌唱などを一時間行いました。

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アシスタントなすちゃんが驚いていたのですが、手前に座っている方がとても発声が素晴らしく通る声だったので、もしかして日常的に歌を歌ってますか?と聞いたら、童謡を歌う会に入っていらっしゃると教えてもらいました。童謡を歌う会には、我々も馴染みのある方が数名所属していたので、××さんはお元気ですか?と質問すると、元気元気!こないだ会ったよ!と明るく教えていただきました。ほっと安心。ちなみに皆さん、我々がいつも泊っている民宿と同じ町内に住んでいらっしゃるようで、いつ頃犬の散歩をしているのかと聞かれました。良かったらうちに寄っていってね!と気さくに誘っていただき、嬉しい!

15:00- 小槌第八

前回もお会いしたお二人の方がご参加くださいました。お一人は午前中、そして午後イチで別々のイベントにも行っていたとのこと、忙しいですね!そこで初めて、染め物のワークショップを体験したとおっしゃってました。下の写真がその作品です、素敵ですね!緑色がとても良く出て気に入っているそうです。

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せっかく染め物の作品を拝見したので、その流れで岩手県の山間部で撮影された手仕事の映像を一緒に鑑賞しました。大槌町は海辺の町というイメージが強いですが、他の三陸の集落と一緒で実は山村の割合もとても大きいのです。藁を使った蓑やケラ、木の蔓や茎を使った籠をきれいに制作する様子を見た皆さんから、懐かしい!とかすごい!という反応がありました。

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歌は秋の歌というテーマで「紅葉」「里の秋」「たきび」「旅愁」などの童謡唱歌を歌いました。最後の「たきび」は作詞をした巽聖歌(たつみせいか)が岩手県紫波町日詰の出身なので、ご当地ソングですね!と解説しました。名前が示す通り、クリスチャンだった聖歌は、作詞の他に童話の創作や短歌なども多く残しました。

一時間のサロンを終えて、皆さんそれぞれご自宅へ戻られました。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

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