三陸に泊まろう!第10回目 大槌町「民宿藤原」

吉里吉里第二仮設の活動を終えて、参加してくださった皆さんとお話をしていると
「そういえば、近所にもあまり知られていない民宿がありますよ」
と教えられました。というのも、その民宿は二部屋しか客間が無いので、積極的に宣伝をしていないのだそうです。
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「民宿藤原」は国道から吉里吉里小学校へ曲がる角からすぐの場所に建っていますが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
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玄関のチャイムを押すと、朗らかな女将さんが出迎えてくださいました。二階の部屋が客間、一階は食堂と風呂・洗面所、そしてご家族の居住スペースでした。
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家庭的で細やかな配慮が散見される玄関の様子。
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夕ごはんは一階の食堂でいただきました。品数も多く、美味しかったです。この夜の宿泊客は我々だけだったので、テレビを見ながら家にいるような雰囲気で楽しく食べました。
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朝ごはんもボリュームたっぷりでした。右上にあるのは新巻鮭の切り身です。
早朝、タンタンの散歩で吉里吉里の町中を1時間ほど散策しました。電車の走らなくなった山田線の線路は赤くサビて、何だか寂しげな気持ちになりました。
民宿藤原を去る際、女将さんから
「津波で壊れた部分をせっかく直したけど、道路工事があるので数年後にはまたここを移らなければならない」
と聞かされました。移ったあと民宿を再開するかどうかは分からない、ということなので、もし泊まってみたい!と思う方は今のうちですよ。
一泊二食つき 6600円。

コメント

  1. 田舎の母さん より:

    皆さん前向きに頑張っていらっしゃる姿にいつも頭が下がります なのに現実は…
    11日の報道にも違和感を感じるのは私だけ?
    無力な自分がはがゆいです(;´Д`)

  2. 智田邦徳 より:

    田舎の母さんさま
    いつもありがとうございます
    最近は東京五輪の選手村をそのまま被災地にも作ってくれないかなーと、報道みながら感じておりました
    ご心配、大変うれいいです

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