またたび&マドロス

たびたび当ブログでも画像でご紹介している通り、大津町の皆さんは踊ります。頼まれなくても踊ります。
「どうしてこんなに、皆さん踊ることへの抵抗が少ないのかなあ」
と思っていたのですが、お話をうかがっているうちに、大槌町(だけではないと思いますが)には昔、演芸会という文化があって、そこで同じ集落のみんなが集まって歌や踊りや芸を披露しあっていたと知りました。どこそこの集落のなになにさんは、とても歌が上手!とか踊りを踊らせたら日本一!みたいな話を、音楽療法の際に良く耳にします。
まっさきに頭に浮かんだのが、安渡第二でいつもマドロス帽を持参してどんな曲でも起用に踊るあの方、オドリヤさんです。オドリヤさんは昭和一桁生まれの女性ですが、他の集落に行ってもその名前が知れ渡っています。すごい!
演芸会で人気の演目は
「マドロスもの」

「またたびもの」
だったようです。
またたび、というのは渡世人のことで、ヤクザ(今のとはちょっとニュアンス違いますね)が義理と人情でどーのこーの、という世界です。ってひどい説明‥。
私の音楽療法ではどこへ行ってもこれさえ歌えば皆さん大喜び!というテッパンの楽曲がありますが、これもまたたびですね。
勘太郎月夜歌
です。
マドロスものにも名曲たくさんありますが、オドリヤさんはマドロス帽さえあれば、何でも合わせられるので童謡唱歌でもいきなり港の雰囲気になります。ガラスの仮面のマヤみたい!

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