宮古市川井 「土沢寺倉」 2013/8/30

今年度初の川井!以前より回数が少なくなりましたが、今年度は訪問したことのないレアな集落での音楽療法なので非常に楽しみでした。
依頼主から
「多分、地図送ってもわからないでしょうから待ち合わせをしましょう」
と言っていただいたのですが、ロンダルキアへの洞窟なみの難易度です。連れてってもらって、正直助かりました。
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20世帯ほどの住民がいる土沢寺倉は、小国の集落から山道へ入ったところにあります。車がすれ違えないくらいの細い道をしばらく登ると、左手に集会所がありました。360度、高い山しか見えません。
♪どっちを 向いても 山だけ~
 どこまで 行っても 山道~(声:ヒデ夕樹)
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7名の方にご参加いただきました。
活動中
「こんだけ山奥だと熊が出そうですね」
と言ったら
「こっちの父さん、熊と戦ったことあんだよ」
と衝撃発言!
その男性に話を伺うと、15年ほど前に顔なじみ?の雌熊が子供を連れていたところにうっかり遭遇してしまい、いつもなら男性の顔を見た途端に逃げていってた弱気な熊が母性本能と闘争本能に火がついて襲ってきたのだそうです。男性は頭部をぱっくりと齧られ、大怪我をして半月ほど入院したとのこと。恐ろしい‥。
「そんときゃ、上から覆いかぶさられて足で反撃できただども‥今だばもう無理だべな」
「そんときって‥お幾つだったんですか」
「65歳だ、今80過ぎたおん」
私は今46歳ですが、絶対無理です‥死にます‥。
「熊は雑菌がすごいから噛まれたりひっかかれたりすれば物凄く化膿するって聞きますが」
「あら、そんなことないわよ」
隣にいた女性が解説してくれました。
「犬や猫にやられるより、ずいぶん治り早かったみたい。熊の爪の傷はそんなにひどくならないって昔から言われているけど」
初耳です!
ところで私がズンドコ節を伴奏している間に、変なところで手をとめて手拍子するからアシスタントのなすちゃんが怪訝に思ったらしいのですが、別に気が触れたわけではなく
蚊に襲われていたのです‥
伴奏で無防備になっていたところを、肘3箇所やられました。猛烈にかゆい!かゆすぎる!みるみる赤く腫れていったので、見ていた参加者の女性が急いで家まですっとんでいって、ムヒを持ってきてくれました‥ありがとうございます~虫さされに弱いんです~。
終了後は皆さんと社協さんが作った昼食を囲み、美味しくいただきました。あずきばっとう、すまし汁、キャベツのおひたしなど絶品でした。

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About K.Chida

東日本大震災の被災地となった三陸沿岸で暮らす人々を対象に、音楽療法による支援を行っている岩手県在住の音楽療法士です。2013年2月に一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトを設立しました

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