二戸市「金田一コミュニティセンター」「上米沢青年会館」

一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトを立ちあげてから、わたし智田が個人で請け負っていた外部(常勤の病院以外からの、という意味)仕事も法人に派遣依頼してくれませんか?とあちこちにお願いしていたのですが、何と!!
二戸市保健センターから業務委託していただけることになりました。
ありがたや~。
年に数度、あちこちの公民館などを訪問して、介護予防教室を行います。今日はその第一弾でした。
午前 10:30- 金田一コミュニティセンター
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まず最初に、どうして介護予防教室に音楽療法士がいるのか?について説明しました。音楽はタイムカプセルのようなもので、その方が過ごしてきた時間がみっちりと思い出と一緒につまった曲があるんですよ、などとお話しました。いつも被災地支援で使っている曲目リストを配布して、皆さんから思い出の曲をリクエストしていただいたんですが、ここでは最初に「秋田音頭」が出ました。
「何だかリズムがおもしろいから」
との理由。いい選曲ですねえ!!
秋田音頭にのせて、グーチョキパー体操をしてみました。
その後、嚥下障害を予防するための表情筋のトレーニングとして「おかめ」「ひょっとこ」「なまはげ」を実演しつつ一緒にレッスン。もののついでに「猪木」「森進一」「ひばり」もやってみました。森進一はくしゃみを途中で止めるのがポイントです。
色を答えてください!という瞬発力スケッチブックも使いましたが、これも皆さんこちらの思惑どおりにひっかかってくださるので、しめしめと思いました。素直。
その後、あてふり(りんごの歌)を交えて、皆さんからのリクエストを歌っているとあっという間に1時間が過ぎてしまいました。
午後 14:00- 上米沢青年会館
日中の気温が27度まで上がって、二戸市は私の中では「県北なのに暑いところ」という印象に。時間が空いたのでちょっと離れた産直に立ち寄ったのですが、売り子?のおばちゃんが昼食のお餅をむしゃむしゃ食べて全く接客せず、卵とにんにくをレジに持って行ったら食事の邪魔されたのがおもしろくなかったのか、一言も何も言われなかったどころかギロっとにらまれました。こ、怖い。
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上米沢青年会館は、とても古くて歴史のある建物でした。こういう場所で音楽療法するのが大好きです。
一番前に座っていた高齢の女性に
「椅子に座らなくていいのですか」
と聞いたら
「何も聞こえないよ、耳悪いから」
とそっぽむかれてしまったのですが、いざ曲が始まると一緒に手拍子をしてくださって、ほっと胸をなでおろしました。
こちらではグーチョキパー体操しながら、九九やことわざの上の句下の句を答えていただきました。運動をしながら頭を働かせるのが、加齢とともに苦手になってくる方がいるので、一種の脳トレです。
頭に手をおきながら「頭隠して尻隠さず」と発声するレッスンもしました。
その後、あてふり(青い山脈)を交えて、これまたたくさん歌いました。参加した男性陣から、積極的な声がたくさん聞こえてきてとても嬉しかったです。音楽療法って、あまり男性の参加者いませんので心でガッツポーズでした。
またいつかおじゃまします!
ありがとうございました。

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