宮古市「清寿荘」 2013/2/2

雪が降ってるから、いつもより早く出よう。
そう言って出発してから約30分後、我々が乗ったレガシーは国道106号線の旧・川井村門馬辺りでいきなり足止めされました。カーブの多い道なので、どれくらい前方から行列が出来ているのかも分からず、迂回路の無い片側1車線でじっと待つしかありませんでした。
(後から知りましたが、早朝に大型トラック同士の正面衝突事故が発生して、全面通行止めだったそうです)
そうして待つこと2時間40分。
やっと車は動き出しましたが、10時半開始の約束をしていた宮古市の仮設住宅「河南」には到底間に合うはずも無く、コーディネートしてくれている生活復興支援センターに電話をかけてイベント中止のお願いをしました。一昨年10月から、ほぼ毎週土曜日継続して行っていた音楽療法ですが、インフルエンザに罹患して以来のドタキャンです、無念でした。
:午後 13:30-14:30 清寿荘
4名の大人、2名の小学生女児が参加しました。
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既にここを退去した元住民の方を思い出しながら、たくさんの唄をうたい、大人と子供と一緒に出来る活動ということで楽器を演奏しました。
「私もね、今年じゅうに家を建てて引っ越すのよ」
そう話す方もいました。
他の場所で
「四年間は通って下さい」
と言われ、すっかりその気になっていた私ですが、こうやって仮設から退去して別の場所へと引っ越す人がだんだんと増えて来て、私にとっての「被災地支援」はこれからどこが主軸になっていくのか‥そんな思いが去来しました。
不自由な仮設での暮らしから解放される喜びと、新たな場所での生活に対する不安を抱える被災者の皆さんを、どう支えていけるのか。
今、過渡期にさしかかろうとしています。
ちなみにこの日の夜は同僚の年祝いで大酒を飲み、翌日も二日酔いで寝込んでいました。そのせいでブログ更新できず‥おもさげながんす~。

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