10月 14

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/10/8

午前10:30- 安渡第二

いつもの民宿「六大工」に一泊しましたが、いつもと違う客層でまんぱいだったので驚きました。どんどん繁盛していくのが嬉しいです。相変わらず食事が最高!

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さて、赤浜八幡神社のお祭りを遠目に眺めながら、安渡第二に到着。秋晴れの良いお天気に、新しく造成された安渡地区の新居から、皆さん続々と集まって下さいました。坂が、ねえ。きついんですよ。

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新しい安渡の巡回員さんは毎回「歌と踊りのサロン」と書いて下さってます。間違ってません、あながち。

ところで安渡ではあまり歌を歌いませんでした。皆さん、新居に移ってからあまり人と集まって話をしていないせいか、凄かったんですマシンガントーク。とてもじゃないですが、音楽をさしはさむ余地は全くございませんでした。聞き取れないほどの大槌ことばで、一時間たっぷりあーだのこーだのと花が咲いておりましたよ。やはり、集まる場所って必要ですね!!

午後13:00- 小鎚第十七

たまたま訪れた「だあすこ」というJAの産直で、感謝祭真っ最中でした。おふるまいの芋の子汁もありましたが、我々は食堂でスペシャル定食を。何と!松茸ごはんとさんまのつみれ汁です!美味しかった。

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小鎚十七ではいつものUさんと、実妹であるTさんとご一緒しました。何か映画をかけましょうか?と提案したところ

「いいよ、話をしよう。せっかくだから」

と言われて、ここでもよもやま話の時間となりました。Uさんからは、認知症ってどんな症状なのか?治療法などはどうするのか?と質問をいただきました。周囲に、もしかしたら‥と思い当たる方が最近いるのだそうです。私がいつも介護予防教室で行っている「認知症とは?」というパワーポイントのスライドを見ながら、ご説明申し上げました。中核症状、周辺症状、認知症の種類、周囲の人が助けてあげられるポイントなどを伝えると、Uさんは色々と腑に落ちたご様子でした。

15:00- 小鎚第四

エコハウスと呼ばれる、小鎚第四の皆さんが集まるこの建物も、使用期限が来年とせまってきました。その後、皆さんと再びこうやって集まれるかどうかは不確定です。宮古市は公民館など公共の施設を使うめどがついているので安心ですが、我々には大槌町のどの部署、誰に話をもっていけばいいのか今のところさっぱり見当がつきません。そろそろ動き出さないと!

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世話役のYさんが他のお二人にも声かけをしてくださって、三人のご参加となりました。みんなで昭和の懐かしい映像を見ます。

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Yさん以外のお二人、S山さんとS銀さんは大槌町といっても奥にある山村のご出身。Yさんも知らないようなとても興味深い山の生活を思い出して、我々に語って下さいました。

8月 26

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/8/20

午前10:30- 安渡第二

小雨、霧雨の一日でした。沿岸はこの夏、殆ど曇り空か雨降りだったと聞いていましたが、湿気が多くてもわもわとした空気でした。最高齢のTさん96歳は仮設の部屋から手押し車で移動してこられるのですが、雨が降ると傘が差せないので大変!とおっしゃってました。

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Eさん、Cさん共に新しい住居へお引越しなさったので、まずは新生活についていろいろとうかがいました。隣近所との新しい関係を築くのも、また大変だろうなあ‥と思っていたら、仮設の時のお仲間が隣になったとのことでした。安渡地区では最近、お亡くなりになった方もいたので、夏の終わりのお祭りがどうなるのかしら‥という話題も出ました。

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懐メロを歌ったあと、私とアシスタントなすちゃんがお盆休み中に東京で習ってきたフラを、ちょこっとだけ披露いたしましたよ。JWIめぐ先生、お世話になりました!たくさん練習してますよ!

午後13:00- 小鎚第十七

お昼は新装開店の喫茶店「夢宇民」で食べて、小鎚第十七へ移動しました。ここでは同じくJWIで習った骨盤体操Q-renを皆さんに体験していただきました。

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この猫ちゃんは住人さんが連れてきた7歳の男の子。外につながれているタンタンが気になって窓から全然動きませんでした。

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足のセルフマッサージから骨盤コロコロ体操まで、フルに一時間!汗だくになりながら

「気持ちよかった!」

「足が楽になった」

と大評判でした。ルミルミ隊長、ありがとうございました。最後に、9月でお引越し予定のKさんからなんとお礼の品をちょうだいしました。お心遣いに感謝します‥どうぞこれからもよろしくお願いします。

15:00- 小鎚第四

ずっとエコハウスを使用してきた小鎚第四仮設のサロンですが、いよいよ終了が近づいてきたようです。代表のYさんから

「今のうちに、私たちが作った手芸作品でほしいものは壁から外して持って行ってね」

と言われました。うーん、欲しいことは欲しいですが大事な記念の品なので皆さんがご自分でお持ちになっていた方がいいと思いますよ!

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我々にとっても思い出のたくさんつまったエコハウスですが、皆さんも外部からいらした支援者、ボランティア団体との交流会で素敵な思い出作りをした場所です。色んな思いが去来していたことでしょう。

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蒸し暑い中、うちわでご自身を仰ぎながらたくさんの歌を歌い、踊ってくださいました。ご参加、ありがとうございました。また二か月後にお会いしましょう!!

7月 19

大槌町「安渡第二」「小鎚第五」「吉里吉里第二」2017/7/16

午前10:30- 安渡第二

前日の宴会があまりに楽しく、長い時間ずっと飲み続けていたせいか、少々ふらふらになりながら大槌町へと移動。アシスタントなすちゃんが運転してくれている横で、助手席に身を預けながら私はずっとスマホを握りしめておりました。というのも、一年前にオーストラリアからわざわざ三陸へと足を運んでくださった名郷泉さん&ニックさんが再び遊びにきてくださることになっていたからです。ちゃんと安渡までたどりつけるのかどうか心配でしたが、多少時間は超過しつつ無事にいらしていただくことができました。

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暑いさなか、わざわざオーストラリアの名物チョコビスケットもお土産にくださいましたよ!さっそくご参加の皆さんにお渡しいたします。美味しい美味しい!と大評判。このあと、泉さんが急遽こしらえてくれたオーストラリアの歌のあてふりもご披露してくださいました。可愛い歌と踊りでしたよ。

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3度の津波を乗り越えてきた奇跡の96歳、Tさんとも対面を果たして、国を超えた交流がこの日行われました。皆さん、さすがに肝が座っていて1時間ずっと平常心でしたねーすごい!

午後13:00- 小鎚第五

お昼ごはんはわらびっこ商店街のお蕎麦屋さんで食べて(美味)、午後一番の現場は昨年台風10号で甚大な水害にみまわれた小鎚第五仮設。4ヶ月前はお二人ほどお見えになったのですが、この日はどなたの訪問もありませんでした。ぽっかりと空いた時間に、ニックはタンタンとしばしの交流。

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私は泉さんからオーストラリアの音楽療法事情や、家賃の高さなど暮らしの違いについて色々と教えていただいてました。すごいな、家賃。なすちゃんは延々と一人で自作のピアノ曲の練習をしておりました。

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15:00- 吉里吉里第二

吉里吉里第二では外でS姉さんがタンタンを待ち構えておりました。さっそく、そのまま散歩につれていかれるタンタン。

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我々は集会所の中で体操や懐メロなどを歌い、昔の動画などを見て皆さんから思い出を聞く活動を行いました。山間の暮らし(昭和10年ころ)を見たのですが、途中で出て来る♪お正月、ええもんだ‥という歌をご存知の方がいて、一緒に口ずさんでおりましたよ。

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活動終わりに、何人かの方から

「今までお世話になりました、楽しかったわ」

「歌で癒やされました、長い間通ってきていただいてありがとう」

と声をかけられました。何だかこれでお別れみたいだなあ、と思っていたら本当に皆さん近々仮設住宅からお引っ越しされるとのことでした。私は6年近くこうやってご一緒してきたのですが、どこまで近づいていいものか思いあぐねて、距離を保ったまま接してきたせいか、転居先の住所を聞き出すのをいつもためらっております。またご縁があればどこかで再会できるのでしょうが、寂しい気持ちがいなめません。でも晴れの門出なので、精一杯の笑顔で送り出したいと思いました。

泉さん、ニックさん、遠くからわざわざありがとうございました!!

6月 22

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/6/17

午前10:30- 安渡第二

前日の宮古市巡回の後、大槌町のいつもの民宿「六大工」に泊まり、美味しいものをいっぱい食べてパワーを取り戻した我々は日曜日に大槌町内の仮設を三箇所まわりました。宿をチェックアウトしてから開始時間までの間は、安渡地区にあるファミリーマートの中にある休憩所をお借りして作業を行いました。ああいうスペースがあるのは本当に助かりますね、お店の方ありがとうございます。

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安渡第二仮設はこの日、クロネコヤマトの格好をした若者が数名大忙しに動き回っているのが見えました。誰かのお引っ越しかな?と思ったら、五年前から毎月のように参加してくださるCさんが新居に移られるのだと聞きました。いよいよ新天地での生活が始まるのですね、おめでとうございます。ご本人にはお会い出来ませんでしたが、どうぞお疲れの出ませんように‥と心のなかでお祈りいたしました。

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一通りいつも通りの活動を終えたら、いよいよアシスタントなすちゃんが先日山形市で受講したJWI(ジャパンウエルネスイノベーション)というフィットネス団体主催の講習会で習ってきたQ-REN骨盤体操を皆様に体験してもらう時間です。緊張するなすちゃん‥でも、マニュアルをちらちら見ながら一生懸命に実例を見せながら頑張りました。

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足を持ってくるくると回すワークも行いましたが、初めての動きに参加者の皆さんも思わずあちこちに力が入ってしまったようです。もっと穏やかにリラックスしてもらうよう、どんどん改善していかなければ。ご協力いただいた皆さん、教えてくださった長谷山先生に感謝です。

午後13:00- 小鎚第十七

敷地内に到着すると、Uさんはいつもどおり畑仕事。そしてUさんの実妹であるTさんは飼い猫にリードをつけてお散歩の真っ最中でした。一度、家出をされて肝を冷やしたのよ!とおっしゃってました。その気持は本当によくわかります。うちのタンタンも‥(以下略)。

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しばらく前にUさんから昭和の有名な横綱には誰がいますか?と質問して教えていただいた力士を、この日皆さんと一緒にニュース映像を見ながら思い出しました。大鵬と柏戸、千代の山や若乃花などです。前者の二人はそれぞれ21歳、22歳で横綱になったんですね。若い!

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昭和30年代は皆さんどのような思い出があったのか、と聞くと様々な答えがかえってきました。懐かしい記憶と共に、その頃の大槌町の風景が私にも浮かんでくるような気がしました。

15:00- 小鎚第四

午前中に支援団体によるマッサージボランティアが実施された小鎚第四、久々にお会いする方とも再会できて嬉しかったです。お昼に隣のわらびっこ商店街の蕎麦屋に入っていくのを目撃しましたよーふふふ。

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小鎚第四は海辺で育った方、山間で育った方と分かれます。今回は山辺の暮らしについて、色々とお聞きしました。馬っこつなぎという風習は6月15日に行うのですが、旧金沢村でもやはり同様だったそうです。金沢村は閉伊一族が支配して小国村と同じ領内だったため、山を一つ超えても同じ風習だったのでしょう。

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食事の伝統についても興味深いことをたくさん教えていただきました。海の暮らしも山の暮らしも、とても素晴らしい思い出を皆さんに残しているようです。

5月 29

大槌町「安渡第二」「吉里吉里第二」2017/5/21

午前10:30- 安渡第二

安渡地区には数ヶ月前、ファミリーマートが新しく出来ました。仮設住宅にお住いの皆さんは、道路工事やかさ上げ工事の砂利道を歩いていくのが大変だと言ってましたが(しかも坂道)、我々にとっては驚くほど広い休憩スペースがあってとても便利でした。部屋の壁には、安渡地区住民からの要望でコミュニティスペースを作りました、と書いてあります。ここでサークル活動や会議、ほんのちょっとした雑談などをしてもらうために用意したのだそうです。とてもありがたいです。この日の朝も、1時間ちょっとアシスタントなすちゃんが法人の会計処理をしました。

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集会所に到着すると、毎回参加してくださるEさんが自前のカラオケマイクで美声を披露しているところでした。また、先月初参加だったお二人も再び遊びに来てくださいました。ゆっくりと人が集まり始めて、活動を開始いたしました。

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「歌と体操のサロン」参加者は女性が殆どです。皆さんがお住いの安渡地区について、回想法の一環で昔のことを聞くにしても、大半の方はよそからお嫁入りなさった経緯があり、それほど大昔のことは知らない‥というパターンです。しかし、最年長のTさんは生まれも育ちも生粋の安渡っ子。昭和の三陸大津波やチリ地震津波のことも、鮮明に記憶しています。数分お話をうかがうだけで、何だかNHK朝の連続テレビ小説を半年観続けたくらいの濃密さを感じます。

午後13:00- 小鎚第二十

残念ながら参加者はいませんでした。

15:00- 吉里吉里第二

少々時間が空いたので、一度も行ったことが無い鯨山(吉里吉里第二仮設へ向かう砂利道をまっすぐ上まで登ったところにある山)にでも行ってみたいな‥と思って細い山道を車で進んだのですが、何だか途中でクマに遭遇しそうだったので引き返してきました。代わりに、新しく区画整理された地区の奥にあったお菓子屋さんでソフトクリームを食べました。

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とても気温の高い日だったので、色んな方が屋外にいらっしゃいました。以前は毎回ご参加いただいていたけど、ここ数年ご無沙汰だった方もいらしたので、お声掛けしたところ久々にサロンへと足を運んでくださいました。何だか時間の経過の感覚がわからなくなるほど、すんなりと自然に昔通りの会話をしました。

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そのかわり、皆勤賞だったS姉さんはずっと部屋には入らず、外で1時間ばかりタンタンの散歩をしてくださいました。Sさんは数ヶ月前に長患いだった愛犬Gちゃんを病気で亡くして気落ちしていたので、タンタンと過ごすことで少しでも気分が晴れたらいいなあと思いました。

今度吉里吉里にお邪魔するのは7月ですが、それまでに多くの方がこの仮設団地を離れて新しい生活を始めるとのことです。