2月 08

大槌町「安渡第二」「吉里吉里中」「吉里吉里第二」2018/1/21

午前10:30- 安渡第二

この日の朝、我々は過去最大の難関に挑むことになりました。というのも、先月で安渡第二の仮設住宅を大挙して災害公営住宅へと転居した90代の女性Tさんの住所を聞き忘れ、送迎したくても出来ないのをどう打破しようか‥と悩んでいたのです。こうなったら、安渡の街中をうろうろして、知っている人がいたら聞き出すしかあるまい!ということで早めに宿を出て現地へ到着したのですが。

あっさりと、サロン常連のEさんが自転車を押しているところを発見。良かった‥しかし好事魔多し、Eさんのネイティブな発音および代名詞の迷宮ともいえる説明の難解さに再び迷子になってしまったのでした。結局、見かねたEさんが後戻りをして道案内をしてくださり、無事にTさんちに到着。良かった‥(2回目)。

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数か月ぶりにお会いするMさん、そして先月お休みだったSさんも二か月ぶりに息子さん送迎者でご参加くださいました。話はここ最近の安渡地区、大槌町のトピックを中心に満開の花が咲きました。

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新しく作成した戦前~平成初期までの流行歌や童謡唱歌、民謡などを網羅した曲リストをお渡しして、この中からリクエストを募ろうと思ったのですが、やはり印字の細かさにクレームが。結局、いつも通りEさんを中心に慣れた曲をたくさん歌って、いつも通りのサロンとなりました。

帰り道、今度はスムーズにTさんちへお届けすることができましたが、Tさんちのお隣はちょうどお引越し作業の真っ最中でした。どんな方が越してきたのかな?気になります。

13:00- 吉里吉里中

お昼ご飯を食べて、急いで吉里吉里中仮設へと向かいました。ここは2か月前、数年ぶりに訪問したのですが多くの方に足を運んでいただくことが出来ました。今回はどうかな?と思っていたら、やはりたくさんお集まりいただいて一安心!!

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新規の参加者もいて、嬉しいです!はりきって歌も踊りも頑張りました。

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もうここの仮設団地にお住まいの方は殆どいらっしゃらないので、集まった皆さんは近隣の新居や公営住宅からいらした方です。こうやって何年も暮らした仮設の集会所に集まって、まるで同窓会のようだねえとお話をしていました。バラバラになった元の仲間が、元気な顔を見せあってお互いの幸せを確認する大事な場を任せていただいているのだなあ、と気が引き締まる思いです。

15:00- 吉里吉里第二

さて、S姉さんのいる吉里吉里第二。我々より一足早く集会所で暖房をつけて、レイアウトをしっかりと作ってくださってました。

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ここも、前回と同様に新たなお客さんがいました。一人は常連Cさんのお友達で、こないだ新しくできたばかりの吉里吉里セブンイレブン開店直後に店でバッタリお会いした時に一緒だった方です。とても笑い上戸で、アシスタントなすちゃんの一挙手一投足がツボだったようです。もうお一人は、サロン開始前にS姉さんがうちのタンタンを散歩している時に、たまたま行き会った方が興味を持って足を運んで下さいました。歌がとても好きな方で、ずっと大きな美声で歌ってくださいました。

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終了間際には、お子さん連れの方も様子を見に入ってきて、ほんの数分ですがお話をすることができました。宮古市ではどんどん仮設が解体されてサロンの終わりが近づいてきているのですが、大槌町では逆に新規の方との出会いがあって、何だか不思議なめぐりあわせを感じます。

1月 20

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/12/17

午前10:30- 安渡第二

最高齢96歳のTさんが六年間一人暮らしを続けた仮設住宅を出て、災害公営住宅へと転居する日が近づいていました。アシスタントなすちゃんがいつも通りお部屋までお迎えにあがると、残念ながら空調設備の工事をするために業者さんを部屋で待っていなければならないので不参加とお返事されたとのこと。年明けは新生活がスタートして、少しは落ち着いている頃でしょうか?

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コアなメンバーで歌を歌いながら、今シーズンの不漁について話題が出ました。鮭もイクラも何もかもがとれなくなってしまって、本当に海辺は大変です。画像に移っている左側の方、真ん中の方はずっと魚の加工場で頑張ってきた方々なのですが、プロによる新巻き鮭の作り方をレクチャーしてもらいましたよ!ぬめりをとるのと、目ん玉に塩を塗り込むのがポイントらしいです。いつか役に立つかしら。

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いつまでたっても、予定表に「えんころ」と書かれる我々‥まあ、気にしてませんけど。

午後13:00- 小鎚第十七

だあすこ(農協産直と食堂)で昼食を済ませて、蕨打直(わらびうちな)という地名にある小鎚第十七仮設へと向かいました。ここもすっかり住民が少なくなり、元気なUさんと集会所の開錠をしてくれるNさんのお二人だけです。

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Uさんは毎回のように、仮設から出た住民の見守りやコミュニティ形成について、我々に色んな意見を求めてきます。私も毎回、一生懸命考えてお答えしているつもりではありますが、どうしても大槌町では我々の活動が浸透しにくいまま六年が経過してしまい、宮古市のように災害公営に移った方に対しての活動を開始できずにいるもどかしさがあります。Uさんには泣き言を言わずにもっと呼び掛けてみろ!と尻を叩かれれているような感じです。

15:00- 小鎚第四

大槌町の山間部は元々「金沢村」という自治体だったのですが、ここでは何と砂金が沢山産出していたそうです。参加者のKさんはここのお生まれで、今でも鉱山跡があるのよーと教えてくれました。

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ずっと海辺の町として大槌町をとらえていたのですが、金沢地区の風習や歴史をうかがうと、本当に山の民なのだなあと驚くことがたくさんありました。色んな山の獣を狩り、その肉や毛皮を使って生活してきたエピソードが大変面白かったです。

11月 30

大槌町「安渡第二」「吉里吉里中」「吉里吉里第二」2017/11/19

午前10:30- 安渡第二

秋晴れの空の下、民宿「六大工」を出て安渡地区へと向かいました。まだまだ住宅地造成や道路工事が続くので、訪れるたびに通ることのできる道路が変わっています。ややこしい!!

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この日は遠く北三陸から私のTwitter友達が、サロン常連のお母さんと一緒に参加してくださったのですが、最近とても近しい方がお亡くなりになったと聞き(しかも私と年齢がさほど変わらない)非常にいたましい気持ちになりました。そんな中、わざわざ足を運んでくださったお心に報いるために、どうにか気分転換できるような内容を‥と思って懐メロを普段より多めに演奏しました。

参加していただいた皆さんはそれぞれ、仮設を出て新しい暮らしを始めたばかりですが、いくつになっても再出発は可能であること、どんな時でも仲間と語らい笑顔で接することができる場は必要なのだと痛感しました。そんなサロンを目指してこれからも頑張ろうと決意を新たにしました。

午後13:00- 吉里吉里中

大槌町内の仮設巡回スケジュールから小鎚第五と小鎚第二十が外れた枠をどうするか‥巡回先を組んでくれている事業所と相談したところ、吉里吉里中仮設はどうですか?と打診されました。実はここは一度だけ訪問して、その後サロン開始時間が遅いから二度目は結構です、と住民さんからお返事をいただき一回だけで終了したところでした。調べてみたら2012年9月8日なので5年前ですね。

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果たして5年もたってから二度目の訪問に、参加してくださるような住民の方はいるのかどうか‥としばらくアシスタントなすちゃんと二人で集会所にじっと座っていたのですが、最初に一人、時間をおいてまた一人‥と人が集まり始め、最終的には三名の方にご参加いただきました。

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引っ越し間近の方、すでに転居済みの方、今も仮設にお住まいの方とそれぞれ違う環境で生活なさっている皆さんですが、とても楽しんでいただけたようで、今度はいつなのか?もっとたくさんの人に声をかけておくから‥と言っていただきました。我々の知らない、津波前の吉里吉里の様子についても多くの思い出を語っていただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。

15:00- 吉里吉里第二

四か月ぶりの吉里吉里第二です(前回、二か月前のサロン開催は台風のために事前中止が勧告)。この期間に、サロンの常連さんは殆どが仮設を出て、新しい暮らしを始めたのでした。中止したのはとても残念でしたが、これもまた我々のサロンっぽいと言えばそうかもしれません。

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お集まりいただいたのは、これまで何年もご一緒してきた元住民のS姉さんとOさん。そして、Oさんが多くの方に声をかけてくださったお陰で、初参加の方々が大勢集まってきてくださいました。そのうちのお二人は、ちょっと前に大槌町ショッピングセンターマストのホールで歌と体操のサロンを開催した時にふらっと立ち寄って下さった方でした。吉里吉里中仮設といい、過去の出会いがこうやって再びつながるというのは驚きであり、大きな喜びでした。

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「歌と体操のサロン」しおりを用いて、私となすちゃんが交代でご説明申し上げつつ、懐メロを歌ったりダンスを踊ったりと賑やかで笑いの絶えない一時間となりました。ああ楽しかった‥と解散した後、思いもよらないトラブルが!!Oさんの車のキーが無くなったのです‥みんなで懸命に探したのですが、見つからなかったので、もしかしたらどなたかが間違って持ち帰ってしまったのでは?と推測。スペアはご自宅にあるとのことだったので、我々の車でお送りして、無事に車は運転できましたが‥びっくりでした。

10月 14

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/10/8

午前10:30- 安渡第二

いつもの民宿「六大工」に一泊しましたが、いつもと違う客層でまんぱいだったので驚きました。どんどん繁盛していくのが嬉しいです。相変わらず食事が最高!

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さて、赤浜八幡神社のお祭りを遠目に眺めながら、安渡第二に到着。秋晴れの良いお天気に、新しく造成された安渡地区の新居から、皆さん続々と集まって下さいました。坂が、ねえ。きついんですよ。

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新しい安渡の巡回員さんは毎回「歌と踊りのサロン」と書いて下さってます。間違ってません、あながち。

ところで安渡ではあまり歌を歌いませんでした。皆さん、新居に移ってからあまり人と集まって話をしていないせいか、凄かったんですマシンガントーク。とてもじゃないですが、音楽をさしはさむ余地は全くございませんでした。聞き取れないほどの大槌ことばで、一時間たっぷりあーだのこーだのと花が咲いておりましたよ。やはり、集まる場所って必要ですね!!

午後13:00- 小鎚第十七

たまたま訪れた「だあすこ」というJAの産直で、感謝祭真っ最中でした。おふるまいの芋の子汁もありましたが、我々は食堂でスペシャル定食を。何と!松茸ごはんとさんまのつみれ汁です!美味しかった。

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小鎚十七ではいつものUさんと、実妹であるTさんとご一緒しました。何か映画をかけましょうか?と提案したところ

「いいよ、話をしよう。せっかくだから」

と言われて、ここでもよもやま話の時間となりました。Uさんからは、認知症ってどんな症状なのか?治療法などはどうするのか?と質問をいただきました。周囲に、もしかしたら‥と思い当たる方が最近いるのだそうです。私がいつも介護予防教室で行っている「認知症とは?」というパワーポイントのスライドを見ながら、ご説明申し上げました。中核症状、周辺症状、認知症の種類、周囲の人が助けてあげられるポイントなどを伝えると、Uさんは色々と腑に落ちたご様子でした。

15:00- 小鎚第四

エコハウスと呼ばれる、小鎚第四の皆さんが集まるこの建物も、使用期限が来年とせまってきました。その後、皆さんと再びこうやって集まれるかどうかは不確定です。宮古市は公民館など公共の施設を使うめどがついているので安心ですが、我々には大槌町のどの部署、誰に話をもっていけばいいのか今のところさっぱり見当がつきません。そろそろ動き出さないと!

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世話役のYさんが他のお二人にも声かけをしてくださって、三人のご参加となりました。みんなで昭和の懐かしい映像を見ます。

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Yさん以外のお二人、S山さんとS銀さんは大槌町といっても奥にある山村のご出身。Yさんも知らないようなとても興味深い山の生活を思い出して、我々に語って下さいました。

8月 26

大槌町「安渡第二」「小鎚第十七」「小鎚第四」2017/8/20

午前10:30- 安渡第二

小雨、霧雨の一日でした。沿岸はこの夏、殆ど曇り空か雨降りだったと聞いていましたが、湿気が多くてもわもわとした空気でした。最高齢のTさん96歳は仮設の部屋から手押し車で移動してこられるのですが、雨が降ると傘が差せないので大変!とおっしゃってました。

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Eさん、Cさん共に新しい住居へお引越しなさったので、まずは新生活についていろいろとうかがいました。隣近所との新しい関係を築くのも、また大変だろうなあ‥と思っていたら、仮設の時のお仲間が隣になったとのことでした。安渡地区では最近、お亡くなりになった方もいたので、夏の終わりのお祭りがどうなるのかしら‥という話題も出ました。

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懐メロを歌ったあと、私とアシスタントなすちゃんがお盆休み中に東京で習ってきたフラを、ちょこっとだけ披露いたしましたよ。JWIめぐ先生、お世話になりました!たくさん練習してますよ!

午後13:00- 小鎚第十七

お昼は新装開店の喫茶店「夢宇民」で食べて、小鎚第十七へ移動しました。ここでは同じくJWIで習った骨盤体操Q-renを皆さんに体験していただきました。

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この猫ちゃんは住人さんが連れてきた7歳の男の子。外につながれているタンタンが気になって窓から全然動きませんでした。

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足のセルフマッサージから骨盤コロコロ体操まで、フルに一時間!汗だくになりながら

「気持ちよかった!」

「足が楽になった」

と大評判でした。ルミルミ隊長、ありがとうございました。最後に、9月でお引越し予定のKさんからなんとお礼の品をちょうだいしました。お心遣いに感謝します‥どうぞこれからもよろしくお願いします。

15:00- 小鎚第四

ずっとエコハウスを使用してきた小鎚第四仮設のサロンですが、いよいよ終了が近づいてきたようです。代表のYさんから

「今のうちに、私たちが作った手芸作品でほしいものは壁から外して持って行ってね」

と言われました。うーん、欲しいことは欲しいですが大事な記念の品なので皆さんがご自分でお持ちになっていた方がいいと思いますよ!

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我々にとっても思い出のたくさんつまったエコハウスですが、皆さんも外部からいらした支援者、ボランティア団体との交流会で素敵な思い出作りをした場所です。色んな思いが去来していたことでしょう。

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蒸し暑い中、うちわでご自身を仰ぎながらたくさんの歌を歌い、踊ってくださいました。ご参加、ありがとうございました。また二か月後にお会いしましょう!!