1月 16

三陸に泊まろう!第6回目山田町「宿木村」

浪板海岸にある三つの民宿全てコンプリートした我々は、ちょっと場所を変えて山田町にも泊まってみようじゃないか、と思いました。探してみると、民宿もホテルも結構あるようです。まずは大沢地区にあるこの「宿木村」を予約してみました。
ファッションセンターしまむらの並びにあります。
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駐車場は国道を挟んで向かい側。
玄関を入ると、左手に受付があり女将さんが笑顔で出迎えてくれます。
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男の靴が大量にあるこんな光景、何だか懐かしいような‥。
・高校時代、宮城県泉市(現在は仙台市泉区)山の寺に下宿していた時に見た光景
・大学受験で上京した際に宿泊した元・東京オリンピック選手村の宿泊施設で見た光景
・貧乏旅行で大阪の西成区に泊まった時に見た光景
などが去来しました‥。
我々の部屋は二階、洋室でキレイな内装です。
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一階にはシャワー室があり、三階には浴場があると説明されましたが
「多分、三階の浴場は三階の客でいつもいっぱいだから、シャワー室使ったほうがいいかと思います」
と言われました。
夕食時間に大食堂へと行ってみると‥。
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なんだか学生寮もしくは合宿所を彷彿とさせます。
宿の向かいにある酒屋から買ってきたチューハイロング缶を片手に、どんどん客が集まりだしましたが、みんな復興工事関係のようです。聞き慣れないイントネーションでしゃべるオジさんも多かったので、遠方から長期滞在で来ているのでしょう。
夕飯はこちら。
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ご飯に焼きそば!炭水化物の嵐!高カロリー!
肉じゃがの味付けは家庭的で、仕事帰りの男にはうってつけの内容なのですが、40代後半の胃袋だと焼きそばを平らげるのさえ一苦労‥若かったらもっとガツガツいってたでしょうに。客層に合わせたメニューなんですね。
厨房のおばちゃんとお客さんが仲良さそうにおしゃべりしているのが、とても印象的でした。
一泊二食6500円。
体育会系もしくは健啖家の方は是非!

1月 15

三陸に泊まろう!第5回目陸前高田市「鈴木旅館」

再び陸前高田市に泊まる機会があり、今度の仕事場に近い宿を探すことにしました。一覧をみていると、矢作という場所に温泉があります。温泉、大好き!
さっそくアシスタントなすちゃんに電話で問い合わせをしてもらったところ
「食事、お弁当だそうです」
と告げられ。お、おう。いいよ。
「あと料金、激安でした」
それはよござんした。
温泉に目がくらんだ私は他のことはどうでも良くなっていたんですな。で、当日いそいそと出かけてみました。
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外観はこんな感じでした。
中に入ってみますが、誰も出てきません。売店の奥まで入ると、旅館の方がいました。それにしてもすごい品揃えだなあと思ったのですが、ここ自炊部もあるんですね。
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館内地図を見ると、結構広いようです。
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我々は二階の部屋に通されました。
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あ、弁当はっけん!!
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ボリューミー!!
インスタント味噌汁もついていました。
なにはともあれ、一番楽しみな温泉に入ろうと大浴場へと向かいました。脱衣所は日帰り入浴のお客さんでごった返していて、人気の程が知れます。
「お兄ちゃんたち、あれかい。塗装職人かい復興工事の」
などと声をかけられました。もちろん違います、つーか塗装職人と限定なんですね。職人さんに間違えられてちょっと嬉しい気持ち‥(複雑な心理)。
いよいよ浴槽に足を突っ込んでみたところ
あ つ い
熱いです。つま先がいっきに痺れました。この熱さ、震災直後に避難所巡回していた時に入った山田町豊間根の嶋田鉱泉に匹敵します。他のお客さんもみんな、熱い熱いといいながら慎重に体を沈めていました。熱い風呂がこの世で一番苦手なアシスタントなすちゃんはギブアップです。
しかし、慣れてくるとその熱さが気持ちよかったですよ。お客さんが多いのも頷けます。
個室素泊まり2500円、弁当500円。
長期滞在の方には良い宿でした。

1月 11

三陸に泊まろう!第4回目大槌町「民宿サトウ」

浪板海岸にみっつある民宿の、最後は「民宿サトウ」です。黄色い看板が目印、というかファミリーマートのすぐ隣です。
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この民宿サトウは1階部分が津波の被害に遭ったそうですが、改修・改築をして営業を再開したとのことです。宿を訪ねると、愛想の良いお父さんが出迎えてくれます。
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2階の部屋は昔ながらの懐かしいたたずまい。
窓を開けると、なすちゃん喫煙中。
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同じ部屋で吸われると困るので、他に喫煙所がある宿は有難いですね。タバコの友、缶コーヒー買うのも便利なようです。コンビニがあって。
お夕飯は海の幸を中心に、品数豊富。
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晩酌のビールもすすみます。
一夜明けて、朝ごはん。
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この世で一番おいしいまつもの味噌汁が!
ご主人と女将さんは被災直後、吉里吉里第二仮設にお住まいだったのだそうです。我々が音楽療法で月に一度うかがってるんですよ、とお伝えしたらねぎらいの言葉をくださいました。ありがとうございます。
一泊二食 6800円~。

1月 10

三陸に泊まろう!第3回目 大槌町「タカマス民宿」

第1回目に取り上げた「さんずろ家」のある大槌町の浪板海岸は、景色も良くサーフィンをするにはうってつけの波とのことで、季節を問わず全国からたくさんの観光客が来ていたのだそうです。震災後もちらほら、サーファーの人を見かけました。そんな場所なので、民宿が他にもあります。
海岸側に建っている「さんずろ家」から国道を挟んで向かい側に建つ二軒のうち、今回は「タカマス民宿」をご紹介します。
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坂の途中に建っています。
まず駐車場から入口をはいって、すぐ階段が。
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受付済ませて部屋に案内されたのですが、そこでもまた階段が。
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ドラクエみたいで面白かったです。
(落とし穴とかモンスター遭遇は無いです)
部屋はTHE・民宿!っていう感じですね。
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おっと、なすちゃん着替え中。
吉里吉里の皆さんに話をうかがうと、タカマス民宿で宴会開いて歌ったり踊ったりした、という思い出があるようです。そういえば夕飯の時も並びがちょっと宴会っぽかったですな。
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トンカツが出て、なすちゃん大喜び。
風呂に入って夕飯たべて晩酌して、部屋でまったりとしていたら外が何だか騒がしい。廊下に出てみると、少年野球団(保護者つき)のご一行様がぞろぞろと
「お世話になります!」
「ちわっす!」
と入ってきました。居合わせた私にも、一人ひとり通り過ぎるたびに帽子を脱いで
「こんばんわーーー!!!!」
と大声で挨拶を。ひー!!きりがない!!
(いつぞや川岸でタンタン散歩中に中学校のロードレースに出くわした時も全員に挨拶されて逃げ出したことが)
彼らは朝5時前にも大声で挨拶して、試合に出発していきました。
朝食はこんな感じ。
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地元で長く愛されてきた歴史を感じる民宿でした。
一泊二食、6800円。

1月 09

三陸に泊まろう!第2回目 陸前高田市「民宿吉田」

陸前高田市で幼児教室と学童保育の仕事をした際、翌日に大船渡市の盛保育園という日程だったため、急きょ宿泊しなければならなくなりました。大槌町や山田町は下調べをしていたので、ある程度どこにどんな宿があるのかはわかっていましたが、陸前高田市にはこれまで縁がなく、土地勘も無いのでインターネットで必死に検索したところ、下記の記事を見つけました。
陸前高田「民宿 吉田」が移転オープン-被災した宿泊施設で初再建
なるほど、これは応援の意味も込めて是非泊まってみましょう!ということで、予約をしてみました。
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学童保育のスタッフさんから
「周囲に何もない宿だから近くまでいけばわかりますよ」
と教えていただいたのですが、本当でした。小高い丘の上に、一軒だけぽつんと新しい建物があり、それが民宿吉田でした。眼下には津波で流され、すっかり更地になった光景が広がります。
我々は二階の和室に通され、新しくて気持ち良い部屋でゆったり寛ぐことができました。浴場もピカピカで、最新の湯沸かしシステムでした。他のお客さんは皆、災害復興の工事関係者みたいでした。
お夕飯はこんな献立。
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いえー、すもも!
晩酌に黒霧島のボトルを注文して、アシスタントなすちゃんとプチ打ち上げしましたが、どの皿もつまみにうってつけでした。
とても広い食堂。
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朝食はこんな感じです。
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他のお客さんは皆、早朝にご出勤だったらしく、我々が一番最後でした。厨房の前を通り過ぎる時「あまちゃん」のオープニングが流れてきたのを良くおぼえています。この頃、すごいブームでしたね。
チェックアウト時、女将さんに領収書を書いてもらう際
「音楽療法って何ですか」
と聞かれて説明したのですが、被災地での活動を説明するのが下手だなーと反省しました。
一泊二食で6825円。
陸前高田市でお泊りの際は是非。