4月 04

2016年度えころん賛助会員募集のお知らせ

2013年2月に設立した一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクト“えころん”ですが、どうにかこうにか4年目の春を迎えることが出来ました。これもひとえに皆さまから寄せられたご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。

さて、えころんでは2016年度の賛助会員を募集しております!一口1,000円からなので、お気軽にご参加いただけます。お一人様、何口でも結構です!是非、細々と被災地支援を続ける我々の仲間になって、お力を貸していただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

1)当法人メールアドレス membersアットマークekollon.jpへ申し込みメールを送付してください

2)メールにはお名前、ご住所、電話番号、所属をお書き下さい

3)その後、当法人のゆうちょ銀行口座にご入金下さい、申し訳ありませんがお振込手数料はご負担下さい

・ゆうちょ銀行
店名 八三八
店番 838
普通預金 口座番号 1521548
シャ)トウホクオンカ゛クリョウホウスイシンプロシ゛ェクト

・ゆうちょ銀行同士の場合(振込手数料は無料)
記号 18310
番号 15215481
一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクト

4)お振り込み頂いた年会費はご返金できませんので、お申し込みは慎重にお願いします

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賛助会員の皆さまには、えころん通信(一年間のまとめを書いた会報)をお届けいたします。その他、イベントなどがある際には特典をおつけいたします。皆さまからいただいた年会費は被災地支援の際の交通費や宿泊費、消耗品などに使用いたします。

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被災地関連の助成金も無くなり、行政からの援助も無い状態で今年度も三陸に通いますが、年間で150万円ほど経費がかかります、皆さんからのご協力があると非常に助かります。

3月 29

盛岡タイムス、岩手日報に掲載されました

当法人が被災地で継続して行ってきた支援活動の様子を写真集「三陸の海に響け、ふるさとの歌声」として出版したことを、地元ローカル新聞の盛岡タイムス様、岩手日報様で取り上げていただきました。長く活動を行ってきましたが、こうやってどーん!ばーん!と大々的に取材していただくことは(一昨年の読売新聞や仙台NHK以来ですね)非常に光栄です。何より、仮設に住む皆さんから

「見たよ!切り抜きしてあるよ!」

と言っていただくのが、本当に本当に嬉しかったです。今現在、仮設の皆さんや転居した皆さんの暮らしがどうなっているのか、復興という言葉がどう実態を伴っているのかを広く知っていただく(考えていただく)好機となりました。ありがとうございます。

20160229 盛岡タイムス

2016年2月29日 盛岡タイムス

20160313 岩手日報

2016年3月13日 岩手日報

20160324 岩手日報

2016年3月24日 岩手日報

実はこの岩手日報「ひと」というコーナーは20数年前にも一度「岩手で最初の音楽療法士」という主旨で掲載していただいたことがあったのですが、読み比べてみると隔世の感があります。

(恥ずかしいので過去の画像は差し控えます)

3月 25

写真集の感想

「三陸の海に響け、ふるさとの歌声 歌と体操のサロン2011.4-2016.1」

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今回の写真集が出来上がってから、毎週末ちょっとずつ訪問先の皆さんに手渡しを続けております。その際に当法人事務局の宛名を印刷したハガキを一枚挟みこみ、みなさんに

「気が向いたら写真集の感想を書いて、投函していただけますか」

とお願いしておりました。殆どの方が困ったように笑って

「字が汚いからなあ」

「手紙、あまり書かないのよ」

と言っていたので、それほど期待はしていなかったのですが、少しずつハガキが届くようになりました。とても嬉しかったです。書かれた文章を読んで、とても胸が熱くなりました。写真集の感想と共に、彼らが今回の震災でどんな境遇に置かれ、どんな日々を過ごしてきたのかが、朴訥で率直な短い文面からひしひしと伝わってきました。

一部ですが、この場を借りてご紹介させていただきます。

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この度は写真集を送って頂き有り難うございました。
2年半前に仮設に住んでいた時が思い出され懐かしい思いで見ました。
他の仮設の皆さんの中に分かっている方がいて写真集見れてよかったです。
「歌と体操のサロン」楽しかったです。
写真集を出すにあたってご支援ご協力下さった皆様とプロジェクトの皆様に感謝・感謝です。
どうも有り難うございました。
AMさん 女性

歌声体操写真など五年間楽しい時間をすごしました。ほんとうにありがとうございました。
SOさん 女性

年はいくつになっても健康でいたいものです。これからも参加できれば幸いです。
ありがとうございます。
ESさん 女性

プロジェクト、スタッフの皆さん
こんにちは
「三陸の海に届け、ふるさとの歌声」を届けて頂きました。
あの日から5年経ちましたが今、仮設の方々はそれぞれの道を歩みだしています。
高齢の身に仮設住宅での5年の歳月は重いものでしたが、多くの皆さんとの交流は人生の大きな思い出となりました。
集合住宅に移った方から「部屋は少しだけ広くなったが生活は寂しい」との声も聞こえます。
私は元の地に帰るつもりですが宅地の整理まであと1年、少し焦りの気持ちでいます。
頂いた冊子は津波記録の一つとして子や孫に伝えて行こうと思っています。
ありがとうございました。
EKさん 男性

私はA仮設でお世話になって御居ます。
皆々様の暖かいご支援を戴き本当に心より感謝して御居ます。
身一つでにげた私は自分の体の事と全財産を失った事で笑う事など忘れて居ました。
此の度は大変立派な写真集を戴きまして有がとう御座居ました。
宮古に仮設がこんなに沢山あるのを初めて知りました。
なつかしい人達に逢えてくれしく何度も何度も見て居ます。
Aには13回も来て下さったのに私は糖尿病を初め色々な病気持ちで通院が多く8回位しか出れませんでしたが、とてもたのしく、その度元気を戴きました。
どの地区の人達も笑顔が美しく楽しそうで、元気をもらいました。
又、きっと来て下さる事を信じています。
歌と体操のサロン発行人、発行所にかかわった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(私にとってどんな薬よりも笑うのが一番)
TTさん 女性

各地区の方々の元気で笑顔の多い写真集ありがとうございます。
私は4月に鍬ヶ崎公営住宅に引っ越して行きます。
長い間、色々と励まして頂き、又楽しい時間を過ごさせて頂き、心よりありがとうございました。
まだ仮設から移れない方々がいますので、ご足労ですが「笑顔」のお手伝いを宜しくお願いいたします。
TMさん 女性

御無沙汰して申し分けございません。
B仮設住宅でお世話になったYです。
本日、同じ公営住宅に入居した方から
「智田先生からお預かりしてきました」
と写真集を届けてくれました。
今でも気に掛けてもらってるんだととてもうれしくすぐに拝見させてもらいました。
“あの日”から五年が過ぎました。
写真集の中の私は泣いている場面がありました。
今でも泣かない日はないのですが
「大変なのは私だけじゃない」
と楽しかった夫との想い出と共に静かに暮らしています。
思いがけないステキなプレゼントに何度も開いています。
本当にありがとうございました。
TYさん 女性

前略
すばらしい活動の様子が集約された「三陸の海に響け―」写真集を私にまで!
ありがとうございます!!
見ていると、わーん‥いろいろと泣けてきます。
不明 女性

基調な写真頂きありがとうございました。
これからも健康で笑顔でいられるようくらしていきます。
SOさん 女性

いつもごくろうさんです。
それに、とてもすてきな写真こんなにたくさんの所を回っているのだと思うと、とても頭が下がります。
気持がおちこんでいる時に、大きな声で歌う事で、明日もガンバロウと思います。
スタッフの方々体第一でこれからも宜しくお願いします。
来てくれる日を楽しみにまっています。
写真をありがとうございます。
MSさん 女性

先日は本当にありがとうございました。
写真集を見て色々思い出し涙がでてきました。
「三陸の海に響け、ふるさとの歌声」の本、一生の宝にします。
又さそって下さいお願い致します。
YIさん 女性

智田先生ありがとうございました。
とても良い写真集で他の仮設の写真を見て、あらこの人も被災をしたんだなどとなつかっさなどがこみ上げて来ました。
本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。
TNさん 女性

いつもお世話になって居ります。
本日はどうもありがとう御座居ました。
こんなにりっぱな写真集を御多忙なスケジュールのなかでよくもまあつくって下さったものだと感心したり感謝したりして居ります。
皆さま本当に御苦労さまで御座居ました。
感謝、感謝、感謝で胸いっぱいで御座居ます。
それに良くもまあこんなにも色々な場所へいっぱいまわって下さって只々驚きました。
おつかれさまで御座居ました。
御苦労さまで御座居ました。
いっぱいいっぱいありがとう御座居ました。
めったに字を書くことのないばーさんなもので乱筆にて失礼致します。
THさん 女性

仮設の写真三陸の海に響けを見ました。
各地区の方々、いろいろな活動やり、元気な笑いと声が聞こえてくる様な風景ですね。
五年が過ぎました。
悲しい出来事はまだ心の中にあると思いますが、元気を取り戻して下さい。
早い復興を願い前進して、つぎの世代に渡すために頑張る事を心からお願いします。
ナスちゃん体にきをつけてこれからも頑張って下さい。
78歳ですいろいろな出来事を経験してきました。今回津波にはのがれました。
FHさん 女性

東北の笑顔、音楽。
音楽生きる力になりました。
そして最も大切な事は人の思いやる心だと思います。
音楽でお父さんも元気になりました。
これまでの出会いありがとうござます。
この年になりましたがふし目、ふし目をつけて精いっぱい生きていきていきます。
ありがとうございました。
OKさん 男性

こんにちは智田先生。
私は読書が出来なくて恥ずかしいです。
でもハガキを出さないと先生に申し訳なくて出します。
こんなにすばらしい本を頂き涙を流して見てました。
歌って本当にいいですね。
写真を見て皆さんが笑う顔見て又私も笑ってます。
この本は一生の宝物です。
先生本当にありがとうございました。
スタッフの皆様にも宜しくお伝え下さい。
CMさん 女性

写真集拝見致しました。
震災後から継続した活動に被災地の私としては感謝でいっぱいです。
声をだす、体を動かす、人と人がつながることで、この写真集の笑顔が生まれることを実感します。
ありがとうございます。
MKさん 女性

音楽療法プロジェクトの皆さま、この度は素敵な写真集をありがとうございます。
ともすれば心が挫けそうになるときこの本を見て歌ったこと踊ったことなど思いだす元気の源にさせて頂きます。
目や心の栄養いっぱいのご支援に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
TKさん 女性

音楽療法にC仮設の同じメンバーの女性達が出てますけど高齢者が多いので音楽療法は認知症にきくと思ってます。
智田先生、ありがとうございます。
AUさん 男性

春の陽気で寒さがゆるみ暖かくなってきた今日この頃、お変わりありませんか。
この度は素敵な一冊(三陸の海に響け、ふるさとの歌声~歌と体操のサロン)を送っていただき、ありがとうございます。
仮設住宅での先生や出逢った方々との楽しい時間を思い出す素晴らしい本になるかしさで感激しております。
震災から5年が経ちました。
相変わらず忙しい日々を過ごしていると思いますが、ご活躍を心からお祈りしています。
くれぐれもお身体に留意して下さいね。
KOさん 女性

花はともだち 歌も
歌ったり踊ったり、毎回楽しい時間と元気頂きました。
ありがとうございます。
YSさん 女性

最高の写真集ありがとうございます。
なつかしい昔の歌や頭をつかってクイズ又軽い運動などしてあっとゆう間の短い時間でしたが皆さんと顔を合わせることが楽しみでした。
感謝の気持ちで一杯です。
どうぞお体に気をつけて元気にお過ごしくださいますようお祈り致します。
先づは御礼まで。
MKさん 女性

先日、ふるさとの歌声の本を思いがけなく頂きまして本当に有りがとうございました。
祖父であるKは、いつも集会所に散歩に行きながら参加して歌を歌っていた見たいですね。
皆さんから聞いた所、一番先に福田こうへいさんの南部蝉しぐれを歌っていたみたいです。
自分が歌い終わればさっさと帰ってた見たい。
我がままなじいちゃんでしたが、思い出の写真を亡Kに報告し、仏壇に供えます。
SNさん 女性

思い出の写真も全て流されました。
まさにこの全集と言うべき宝書をありがとうございます。
深く感謝申し上げます。
千年に一度の大災害において偶然の出会いは正しく神の働きがある。と受け取れる場合が少なくありません。
この本を我が家の一冊とします。
母はすでになくなりました。
思い出の楽しいひとときを本当にありがとうございます。
その事の意味ありき、深さ、尊さ、そして大きさ。
MYさん 男性

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感想を書いてハガキを投函してくださった皆さん、ありがとうございました。五年間の我々の活動が無駄では無かった、と改めて認めていただいた気がします。

3月 10

5年目の3月11日

東日本大震災の当日、私は東京にいました。

大きな揺れの後、岩手の家族や友人と連絡が取れなくなり、不安を抱えたまま一週間ほど足止めを喰らい、ニュース映像で馴染みのある三陸の海辺が津波で破壊される様子を何度も何度も目の当たりにしました。

仕事で通っていた保育園の子どもたち、介護予防教室で大笑いしていた年配の人々、古い友だち。みんなの無事を祈りながら、はっきりと名前のつけられない感情の中で、ひとつの決意を固めました。

その決意を無条件で応援してくれる皆さんのおかげで、五年間ずっとぶれずに私は自分のやるべき仕事を続けてくることができました。

一人ひとり、ここで名前をあげたらきりがないくらい、多くの皆さんから力をもらいました。

本当にありがとうございました。

感謝の気持ちをこめて、五年目の今日、この動画を作りました。どうぞ御覧下さい。

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2月 29

東日本大震災被災地域の医療・福祉従事者向け音楽療法セミナーin宮古市 2016/2/28

岩手県福祉基金の助成金による被災地セミナーも、いよいよこの日で最終回。今回の講師は福岡県からはるばるお越しいただいた精神科医で音楽療法士の齋藤考由先生と、東邦音楽大学の平田紀子先生です。

午前中は齋藤先生に「支援者だって疲れるのだ」と題した講演をしていただきましたが、今までに経験をしたことが無いような、不思議な時間となりました。先生はテノール歌手としてもご活躍中なのですが、様々な歌を弾き語りしながら、直後に歌の内容とシンクロしたお話や、ご自身がこれまで体験してこられたエピソードをお話してくださいました。

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「手紙」「サナトリウム」「旅立つ日」「いのちの理由」‥スクリーンに映し出される歌詞を見ながら、素晴らしいひびきの歌声にじんわりと心を震わせて、目頭をおさえる参加者が続出。

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こういう切り口の講演は本当に見たことがありません。正味一時間の講演でしたが(残り時間は車座になっての談話でした)、終わったあともずっと胸に残る体験でした。

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「心の復興って、なんだろうね。心は‥復興しないよね」

私が一番、印象に残った言葉です。つい、惰性で「心の復興」という言い回しをしがちですが、深く考えるとちぐはぐな表現なんだなあ‥と思いました。そして先生は「癒やしを与える」という言葉のうさんくささについても言及、これは私もずっと感じていたことだったので、膝を打ちました。

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精神科医のお立場から、支援を必要としている人への寄り添いの姿勢、支援者の疲弊についてたくさんの課題を御示唆いただきました。

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最後になって、参加した皆さんからいろんな苦悩、辛い体験、これからの展望についての話も聞けて、とても充実した内容となりました。ありがとうございました。先生は翌日からご予定がおありだったので、終了後はお弟子Y運転で一目散に盛岡へと移動、新幹線から飛行機へと乗り継いで福岡県までお帰りになりました。

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午後は平田紀子先生による音楽療法(高齢者領域を中心に)理論と技術を、実践を交えてお話いただきましたが、本当に笑い声が絶えない愉快な講演となりました。

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実は彼女と私は四半世紀の付き合いで、プライベートでもとても仲良しなのですが、元々は彼女が某所で発表していたのを聞いて

「この人はすごい!」

と一目惚れして、ストーカーのようにつきまとったのが発端でした。全く警戒されなかったのをこれ幸いに、それからずっと親しく苦楽をともにシております(って変な言い方ですね)。久々に講師としてお招きしたのですが、変わらず刺激的で学びの多い内容にエキサイトしてしまいました。

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特に今回、法人理事の面々も

「これ、いただき!」

と気色ばんだのが、音階楽器(トーンチャイムやハンドベル)をシンプルな音列で配布して演奏してもらう技でした。ここでは詳しく書きませんが(ケチ)和声というとつい三和音を揃えて渡しがちな先入観を見事に打ち砕いてくれましたよ。すごい!

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その他、パーカッションの鳴らし方、歌の伴奏、キュー出し全てに置いて、細やかな心遣いと包み込むような優しさがつまっていました。

本当にありがとうございました!どうぞまたいらしてくださいね。ご参加くださった皆様もお疲れ様でした、どうぞまた企画した際はご参加いただけますように。